2013-08-04(Sun)
いけない遊び (若かりし暴走) ≪第一話≫
《第一章 危険な遊び》
なぜ、そんな事になってしまったんだろう。
思い出そうとしても、なぜそういう事が始まったのか、なぜそんな風になってしまったのか、
どんなきっかけでそういう事になったのか、今もって思い出せない。
そうして出した私なりの結論。 あの頃の私は青春時代。
まさに青い「春」。
あのとき、私は何かを求めていたのかもしれない。
いや、ひょっとしてそんな事を待ち望んでいたのだろう。
そんな危ない橋を渡れるのは一時期だけ、
知らぬが仏、若かりし暴走。そんな言葉が似合う時間だった。
時は私が高校2年生、夏休み前の一学期。
あの頃の私は『おとなしい』がぴったり当てはまる少女だった。
クラスで目立つ事はなく、授業中でも手をあげて意見を発表する事なんてサラサラない。
お弁当を一緒に食べる女友達はいたが、何でも話し合える女友達はいなかった。
ましてやボーイフレンドもいるはずもなく、業間にたまに男子生徒とお話しするぐらい。
まるでいるのかいないのかわからない、たとえで言うとまるで幽霊のような存在だった。
そう! 幽霊、今書いていて自分でもびっくりするくらいぴったりの言葉。
実態の存在感がなく、見る事はできるが、触ろうとするとスルリとぬける。
空気のような幽霊、私にピッタリと当てはまる言葉だった。
おかげでクラス委員になることもなく、反対にいじめの対象にもならなかったのはありがたかった。
幽霊のような私は教室でボォ〜としながら人を観察するのが好きだった。
クラスには様々な子がいる。
いい意味合いでも悪い意味合いでも目立った子はいた。
いい意味合いで目立つ女の子は黒木 唯さん。
彼女は生徒会の風紀委員長をやっていて、生徒からはもちろんのこと、先生、特に校長先生だって一目を置く存在。
容姿端麗にて学力秀才、まさに才徳兼備を備えた彼女だった。
彼女には邪悪な心を持つ者を寄せ付けないオーラがある。
いつも一人で物静かなのは私と同じなのだが、輝くオーラを彼女は放っていた。
それと正反対なのが松下奈美さん。
彼女は基本的に目立ちたがり屋ではないと思うのだけれど、なにせあの容姿から男の子が大注目される。
美人じゃないけど明るくて放漫、可愛いタイプの松下さんはなにせスカートが短い。
たぶん股間ギリギリまでしかないスカートは、女の私が見ていてハラハラ・ドキドキするほどの短さだった。
彼女はパンチラなんてお構いなし。
男の子だってこれみよがしに覗きこむ。
恥ずかしくないんだろうか、クラスにて不思議な存在。
ただ二人して私が思うのは、彼女たちは自分というものをちゃんと持っていて、それで生きている。
ある意味、うらやましい存在のようにみえた。
男の子については・・・
男子については、よくわからない。
もちろんこんな私だって男の子には興味がある。
って、いうか、実は内心ものすごく興味はある方だと思う。
物静かな私は本好きだ。
ありきたりの恋愛小説から、ものすごくディープな恋愛小説が大好き。
ある日、王子様なような男の子が現れて、私をかっさらってキスを奪われ、それから・・・。
そんな日を待ち焦がれ、恋に焦がれ、身を焼かれて妬く。
おとなしい私だったけど、心の奥底では情熱的な恋を待ち望んでいる、そんな乙女心は持っていたつもり。
そんな私がなぜそういう風なことになってしまったのか思い出せないけど、青春の1ページ、あぶない遊びの体験談をお話します。
なぜ、そんな事になってしまったんだろう。
思い出そうとしても、なぜそういう事が始まったのか、なぜそんな風になってしまったのか、
どんなきっかけでそういう事になったのか、今もって思い出せない。
そうして出した私なりの結論。 あの頃の私は青春時代。
まさに青い「春」。
あのとき、私は何かを求めていたのかもしれない。
いや、ひょっとしてそんな事を待ち望んでいたのだろう。
そんな危ない橋を渡れるのは一時期だけ、
知らぬが仏、若かりし暴走。そんな言葉が似合う時間だった。
時は私が高校2年生、夏休み前の一学期。
あの頃の私は『おとなしい』がぴったり当てはまる少女だった。
クラスで目立つ事はなく、授業中でも手をあげて意見を発表する事なんてサラサラない。
お弁当を一緒に食べる女友達はいたが、何でも話し合える女友達はいなかった。
ましてやボーイフレンドもいるはずもなく、業間にたまに男子生徒とお話しするぐらい。
まるでいるのかいないのかわからない、たとえで言うとまるで幽霊のような存在だった。
そう! 幽霊、今書いていて自分でもびっくりするくらいぴったりの言葉。
実態の存在感がなく、見る事はできるが、触ろうとするとスルリとぬける。
空気のような幽霊、私にピッタリと当てはまる言葉だった。
おかげでクラス委員になることもなく、反対にいじめの対象にもならなかったのはありがたかった。
幽霊のような私は教室でボォ〜としながら人を観察するのが好きだった。
クラスには様々な子がいる。
いい意味合いでも悪い意味合いでも目立った子はいた。
いい意味合いで目立つ女の子は黒木 唯さん。
彼女は生徒会の風紀委員長をやっていて、生徒からはもちろんのこと、先生、特に校長先生だって一目を置く存在。
容姿端麗にて学力秀才、まさに才徳兼備を備えた彼女だった。
彼女には邪悪な心を持つ者を寄せ付けないオーラがある。
いつも一人で物静かなのは私と同じなのだが、輝くオーラを彼女は放っていた。
それと正反対なのが松下奈美さん。
彼女は基本的に目立ちたがり屋ではないと思うのだけれど、なにせあの容姿から男の子が大注目される。
美人じゃないけど明るくて放漫、可愛いタイプの松下さんはなにせスカートが短い。
たぶん股間ギリギリまでしかないスカートは、女の私が見ていてハラハラ・ドキドキするほどの短さだった。
彼女はパンチラなんてお構いなし。
男の子だってこれみよがしに覗きこむ。
恥ずかしくないんだろうか、クラスにて不思議な存在。
ただ二人して私が思うのは、彼女たちは自分というものをちゃんと持っていて、それで生きている。
ある意味、うらやましい存在のようにみえた。
男の子については・・・
男子については、よくわからない。
もちろんこんな私だって男の子には興味がある。
って、いうか、実は内心ものすごく興味はある方だと思う。
物静かな私は本好きだ。
ありきたりの恋愛小説から、ものすごくディープな恋愛小説が大好き。
ある日、王子様なような男の子が現れて、私をかっさらってキスを奪われ、それから・・・。
そんな日を待ち焦がれ、恋に焦がれ、身を焼かれて妬く。
おとなしい私だったけど、心の奥底では情熱的な恋を待ち望んでいる、そんな乙女心は持っていたつもり。
そんな私がなぜそういう風なことになってしまったのか思い出せないけど、青春の1ページ、あぶない遊びの体験談をお話します。