2010-01-09(Sat)
麻衣妖炎 第五十二話
身支度をしてホッとしているのもつかぬま玄関のチャイムが鳴った。
アッ、来た!っと思った麻衣は、それまでにはいていたパンツを握り締めていたので、
慌てて隠してから玄関に飛び出していった。
「あら、早かったのね」
「うん! 急いできた」
「じゃぁ、上がって」
「うん、お邪魔します」
「そんなに固くならなくてもいいのよ。 言ってたとおり家には誰もいないから」
「あはは、でも、やっぱ、なんとなく緊張する」
「私の部屋、案内するね。 ついて来て」
大輔は脱いだ靴をそろえると麻衣の後について2階へと続く階段を登った。
途中、階段を上がる麻衣の後に続くと、視線の先に麻衣の生足がみえる。
大輔は視線の先に太ももの裏側を捉えた。
いつも見慣れた太ももだけど今日はなんとなく心臓の鼓動が高鳴る。
そういえばあまり裏側をしげしげと眺めたことはない。
太ももの裏側はふくよかで艶っぽく、思わず口付けをしたい気分になったけど、階段を上る途中でそれは出来ない。
その階段を登るたびに、お尻を隠しているスカートがふわふわ揺れて可愛く見える。
手を伸ばせば届くスカートに、めくってみたい衝動に駆られたが、怒るだろうからと思いとどまった。
ただ揺れるスカートが可愛く、色っぽさをかもし出していた。
部屋に入るとカーペットや家具・調度品はベージュや木目調で整えられている。
ところどころピンク系のインテリアがあり女の子の部屋といった感じがする。
箪笥の上には熊の大きなぬいぐるみがあり、壁には等身大の大きな鏡が立てかけてある。
「片付いてるね」
「そりゃそうでしょう。 ダイが来るんだもん、一応きちんとするわよ。 あくまでも一応だけどね」
舌をペロッと出しながら小さな机を出してきて、足を組み立て部屋の真ん中に置いた。
「お茶、入れるね」
「あっ、これ買ってきた。 ショートケーキ」
「ワーィ、嬉しいなぁ。 ダイはコーヒーがいい? 紅茶がいい?」
「じゃぁコーヒー、難しいヤツはダメだよ。 ノーマルなコーヒーがいい」
「ハイハイ、わかりました。 用意してくるから待っててね。 待ってる間あっちこっち覗いちゃぁダメよ。 おとなしく待っててね」
「わかってるって」
「じゃぁ、待ってて」
大輔はバイト疲れとケーキ屋さんなど、あっちこっち走り回って急いで来たので少々疲れた。
暇だから座布団を枕に横になっていると、いつの間にか寝てしまった。
麻衣はトントントンと階段を弾むように降り、お湯を沸かし2人分のコーヒーを入れる。
急いでしたつもりが時計を見るともう20分以上も経っている。
慌てて2階に上がると大輔は寝息をたてていた。
可哀そうなのでコーヒーカップを乗せたお盆を机の上に置き、ケーキを冷蔵庫に入れるため持って下りた。
仕方がないので夕ご飯の準備をする。
買ってきたパスタの材料を出し、お湯を準備しながらサラダ用の野菜を取り出し切り始めた。
本当は生クリームをいっぱい入れたカルボナーラを最初から作りたかったけど、そうすれば大輔をかなり待たすことになり、残念だけどレトルトを買ってきたので、あまりすることはない。
サラダが完成したのでラップをかけて冷蔵庫に入れる。
パスタ用の大きな皿やフォークなどを準備し、あとはパスタ・レトルトを暖めるだけにして準備を終えた。
一通り準備が整うと再度2階に上がり大輔の様子を見るとまだ寝ていた。
大輔は頼んであったDVDをたぶん借りてきているはず。
それを部屋の真ん中にあるテーブルで見るために、ノートパソコンを勉強机から移動しようと思い、配線を外しにかかる。
動かすときに大きな音がしたので大輔が起こしてしまった。
「あっ、ごめん、寝てた」
「うん、いいのよ。 疲れてるんだもん。 反対にごめんね。 起こしちゃって」
「いやいや、寝てるほうが悪い」
「大丈夫? もうちょっと寝る?」
「いやいいよ、ケーキ、食べよう」
「じゃぁコーヒー暖めなおしてくるね。 ケーキも冷蔵庫に入れてあるの」
「わかった、寝ないで待ってる」
麻衣はなんとなく大輔が可愛く思えたのでほおにキッスをした。
突然の行為にビックリしたが、お返しに麻衣の唇にキスをする。
麻衣は動かなかったので大輔は思い切って抱き寄せた。
抱き寄せ上から唇を重ねる。
重ねてからやわらかい麻衣の唇を噛んだ。
上唇も下唇も。
麻衣は動かないでジッとしている。
大輔は舌を侵入させた。
麻衣の口の中を大輔は自由に駆け回った。
目を開けて麻衣を見るとセーターの襟元がふくらみ、セーターの隙間から胸のブラが見える。
大輔は麻衣のセーターの上からバストに手を沿え、優しく包むように抱擁した。
胸への抱擁を繰り返しているとどうしても他の意識がおろそかになる。
いつの間にか唇が離れキスがおろそかになっていた。
目をつぶっていたはずの麻衣がしっかり目を開き上目づかいに大輔を見つめている。
「おいたしたら、ダァ~メェ~」と言いう麻衣の目は猫の目。
そそくさと立ち上がり「コーヒー、温めてくるね」と階下へ降りていった。
アッ、来た!っと思った麻衣は、それまでにはいていたパンツを握り締めていたので、
慌てて隠してから玄関に飛び出していった。
「あら、早かったのね」
「うん! 急いできた」
「じゃぁ、上がって」
「うん、お邪魔します」
「そんなに固くならなくてもいいのよ。 言ってたとおり家には誰もいないから」
「あはは、でも、やっぱ、なんとなく緊張する」
「私の部屋、案内するね。 ついて来て」
大輔は脱いだ靴をそろえると麻衣の後について2階へと続く階段を登った。
途中、階段を上がる麻衣の後に続くと、視線の先に麻衣の生足がみえる。
大輔は視線の先に太ももの裏側を捉えた。
いつも見慣れた太ももだけど今日はなんとなく心臓の鼓動が高鳴る。
そういえばあまり裏側をしげしげと眺めたことはない。
太ももの裏側はふくよかで艶っぽく、思わず口付けをしたい気分になったけど、階段を上る途中でそれは出来ない。
その階段を登るたびに、お尻を隠しているスカートがふわふわ揺れて可愛く見える。
手を伸ばせば届くスカートに、めくってみたい衝動に駆られたが、怒るだろうからと思いとどまった。
ただ揺れるスカートが可愛く、色っぽさをかもし出していた。
部屋に入るとカーペットや家具・調度品はベージュや木目調で整えられている。
ところどころピンク系のインテリアがあり女の子の部屋といった感じがする。
箪笥の上には熊の大きなぬいぐるみがあり、壁には等身大の大きな鏡が立てかけてある。
「片付いてるね」
「そりゃそうでしょう。 ダイが来るんだもん、一応きちんとするわよ。 あくまでも一応だけどね」
舌をペロッと出しながら小さな机を出してきて、足を組み立て部屋の真ん中に置いた。
「お茶、入れるね」
「あっ、これ買ってきた。 ショートケーキ」
「ワーィ、嬉しいなぁ。 ダイはコーヒーがいい? 紅茶がいい?」
「じゃぁコーヒー、難しいヤツはダメだよ。 ノーマルなコーヒーがいい」
「ハイハイ、わかりました。 用意してくるから待っててね。 待ってる間あっちこっち覗いちゃぁダメよ。 おとなしく待っててね」
「わかってるって」
「じゃぁ、待ってて」
大輔はバイト疲れとケーキ屋さんなど、あっちこっち走り回って急いで来たので少々疲れた。
暇だから座布団を枕に横になっていると、いつの間にか寝てしまった。
麻衣はトントントンと階段を弾むように降り、お湯を沸かし2人分のコーヒーを入れる。
急いでしたつもりが時計を見るともう20分以上も経っている。
慌てて2階に上がると大輔は寝息をたてていた。
可哀そうなのでコーヒーカップを乗せたお盆を机の上に置き、ケーキを冷蔵庫に入れるため持って下りた。
仕方がないので夕ご飯の準備をする。
買ってきたパスタの材料を出し、お湯を準備しながらサラダ用の野菜を取り出し切り始めた。
本当は生クリームをいっぱい入れたカルボナーラを最初から作りたかったけど、そうすれば大輔をかなり待たすことになり、残念だけどレトルトを買ってきたので、あまりすることはない。
サラダが完成したのでラップをかけて冷蔵庫に入れる。
パスタ用の大きな皿やフォークなどを準備し、あとはパスタ・レトルトを暖めるだけにして準備を終えた。
一通り準備が整うと再度2階に上がり大輔の様子を見るとまだ寝ていた。
大輔は頼んであったDVDをたぶん借りてきているはず。
それを部屋の真ん中にあるテーブルで見るために、ノートパソコンを勉強机から移動しようと思い、配線を外しにかかる。
動かすときに大きな音がしたので大輔が起こしてしまった。
「あっ、ごめん、寝てた」
「うん、いいのよ。 疲れてるんだもん。 反対にごめんね。 起こしちゃって」
「いやいや、寝てるほうが悪い」
「大丈夫? もうちょっと寝る?」
「いやいいよ、ケーキ、食べよう」
「じゃぁコーヒー暖めなおしてくるね。 ケーキも冷蔵庫に入れてあるの」
「わかった、寝ないで待ってる」
麻衣はなんとなく大輔が可愛く思えたのでほおにキッスをした。
突然の行為にビックリしたが、お返しに麻衣の唇にキスをする。
麻衣は動かなかったので大輔は思い切って抱き寄せた。
抱き寄せ上から唇を重ねる。
重ねてからやわらかい麻衣の唇を噛んだ。
上唇も下唇も。
麻衣は動かないでジッとしている。
大輔は舌を侵入させた。
麻衣の口の中を大輔は自由に駆け回った。
目を開けて麻衣を見るとセーターの襟元がふくらみ、セーターの隙間から胸のブラが見える。
大輔は麻衣のセーターの上からバストに手を沿え、優しく包むように抱擁した。
胸への抱擁を繰り返しているとどうしても他の意識がおろそかになる。
いつの間にか唇が離れキスがおろそかになっていた。
目をつぶっていたはずの麻衣がしっかり目を開き上目づかいに大輔を見つめている。
「おいたしたら、ダァ~メェ~」と言いう麻衣の目は猫の目。
そそくさと立ち上がり「コーヒー、温めてくるね」と階下へ降りていった。