2010-03-22(Mon)
堕ちていく私 10 ≪男日照りの日々≫
≪ 第四章 淫靡な自慰 ≫
思い出した。
あの時はお尻をベランダに向けた。 足を広げたおかげで性器も完全に露出してしまっている。
見知らぬ男に性器を見せた。 羞恥心、屈辱的な思い・・・それはある。
でも何かそれとは別の“物”が湧き出してくるのを体で覚った。
これはなんだろう・・・。 自分でもわからない。
バスルームを出ると裸のままでカーテンを開けてみると、向かいの部屋の灯りはなかった。
そのまま開けておくことにした。 夏の夜、部屋の空気はムシムシする。
どうしても夜風を入れたかった。
窓がひとつしかなく大きく開けていても、すぐに空気は入れ替わらない。
しばらくそのままにして髪を乾かしお肌の手入れをする。
ジッとしていても汗が噴出すような暑さだった。
ベッドに横たわりいつものように携帯を見る。 友達からメールが入っていた。
「最近男日照りなんだよね~ エッチもしてないし・・・」
直接的な表現だけど笑えなかった。 私にも彼は、今はいない。
もうどのくらいしていないのだろう。
「私も同じだよ~ いい男もいないし・・・ お互い頑張ろうね」
返信を返した。
エッチしていない・・・
たくましい男に抱かれたいと思うと向かいの男を思い出された。
あの男なら強くてたくましいかも。 想像だけならかまいやしない。
あの男のイメージをしてみた。 上背のあるがっしりした体に大きな手。
大きな手に乳房を荒々しくつかまれる。 身動きできない私。
もまれるたびに甘い刺激に絶えかね身を投げ出す。
男はしたい放題に私の体をもてあそぶ。
あ~あぁ、いつかはあいつを何とかしてやりたい。
そんな事どうにもならないのはわかってはいるけど。
空想と現実は違うんだから。
別にどうでもいいやと思って身をお越して何気に窓の外を見た。
瞬間、身体に冷たいものが駆け抜けた。
部屋の明かりが灯り、男が立ってこちらを見ていた。
さっきまでの何とかしてやろうという自分勝手な勢いは吹き飛んでしまい、
男の視線に釘付けになった。
私はまたも一糸まとわぬ素っ裸。
またも全裸でくつろいでいる姿を見られた。
思い出した。
あの時はお尻をベランダに向けた。 足を広げたおかげで性器も完全に露出してしまっている。
見知らぬ男に性器を見せた。 羞恥心、屈辱的な思い・・・それはある。
でも何かそれとは別の“物”が湧き出してくるのを体で覚った。
これはなんだろう・・・。 自分でもわからない。
バスルームを出ると裸のままでカーテンを開けてみると、向かいの部屋の灯りはなかった。
そのまま開けておくことにした。 夏の夜、部屋の空気はムシムシする。
どうしても夜風を入れたかった。
窓がひとつしかなく大きく開けていても、すぐに空気は入れ替わらない。
しばらくそのままにして髪を乾かしお肌の手入れをする。
ジッとしていても汗が噴出すような暑さだった。
ベッドに横たわりいつものように携帯を見る。 友達からメールが入っていた。
「最近男日照りなんだよね~ エッチもしてないし・・・」
直接的な表現だけど笑えなかった。 私にも彼は、今はいない。
もうどのくらいしていないのだろう。
「私も同じだよ~ いい男もいないし・・・ お互い頑張ろうね」
返信を返した。
エッチしていない・・・
たくましい男に抱かれたいと思うと向かいの男を思い出された。
あの男なら強くてたくましいかも。 想像だけならかまいやしない。
あの男のイメージをしてみた。 上背のあるがっしりした体に大きな手。
大きな手に乳房を荒々しくつかまれる。 身動きできない私。
もまれるたびに甘い刺激に絶えかね身を投げ出す。
男はしたい放題に私の体をもてあそぶ。
あ~あぁ、いつかはあいつを何とかしてやりたい。
そんな事どうにもならないのはわかってはいるけど。
空想と現実は違うんだから。
別にどうでもいいやと思って身をお越して何気に窓の外を見た。
瞬間、身体に冷たいものが駆け抜けた。
部屋の明かりが灯り、男が立ってこちらを見ていた。
さっきまでの何とかしてやろうという自分勝手な勢いは吹き飛んでしまい、
男の視線に釘付けになった。
私はまたも一糸まとわぬ素っ裸。
またも全裸でくつろいでいる姿を見られた。