2010-05-13(Thu)
ボクの幼なじみ(小学生編)6
5年の1学期もだいぶん過ぎ、そろそろクラスの名前を覚え始めた頃です。
「青井!(ボクのことです)なぁ、あそこに立って後ろ向いてる子、知ってる?」
見ると3人女の子が立っていて奈美だけが後ろを向いていました。
「ああ~、知ってるけど…」
「松下、いうねんけど、なぁ、よう見てみい、あの子、スカート、めっちゃ短いと思わへん?」
そういえばいつも奈美はミニスカートを好んで穿いていたように思います。
「そうかなぁ~? そんなん、いつも見てへんからわからへん」
「さっきなぁ、階段上がってたら、松下が先、上がっててんやんか」
「そしたらなぁ、パンツ、チラチラ、見えんねん。 おまえも見てこいや」
「あほなぁ、そんなん、できへんって」
奈美がそんなことを言われて、なんとなく複雑な心境になりました。
別に付き合っているというわけでもなく、単なる幼なじみとしか意識してなかったのですが、
なんとなく友達をバカにされたような気分になったのも事実です。
そう考えると女友達の中で、奈美ならなんでも話せる間柄なんだと自覚したのですが、
それ以上、考えることはやめました。
それからしばらくして夏休み直前だったと思います。
「なぁ、なぁ、知ってる? 松下っていう子。 スカートめくっても怒らへんねん。
おまえもめくってこいや」悪友がいきなり話しかけてきました。
「へー、そうなん。 知らんかったわ。 でも、そんなんできへんて。
第一、先生に見つかったら、ものごっつう、怒られるやん」
「それがなぁ、松下、絶対先生に言わへんから絶対大丈夫やねん。
なぁ、なぁ、おまえも行ってこいや」
「いややわ、そんなん。 おまえもめくったことあんのん?」
「いや、俺はまだしてへん。 高木が言いよってん」
なんとなく言ってきた奴にムカッパラが立ってきました。
「アホか、そんなん、できるわけないやん」
ちょっと喧嘩口調で言うと、そいつは離れていきました。
学校で奈美と話をすることはめったになく、だから幼なじみとはクラスでは知られていません。
だからこそ言ってきたのでしょうが、なんとなくフツフツしたものを感じたのです。
奈美を好奇な目でみる男子、それでもかまわないような素振りの奈美。
なんとなく両方ともムカッパラの立つ日でした。
「青井!(ボクのことです)なぁ、あそこに立って後ろ向いてる子、知ってる?」
見ると3人女の子が立っていて奈美だけが後ろを向いていました。
「ああ~、知ってるけど…」
「松下、いうねんけど、なぁ、よう見てみい、あの子、スカート、めっちゃ短いと思わへん?」
そういえばいつも奈美はミニスカートを好んで穿いていたように思います。
「そうかなぁ~? そんなん、いつも見てへんからわからへん」
「さっきなぁ、階段上がってたら、松下が先、上がっててんやんか」
「そしたらなぁ、パンツ、チラチラ、見えんねん。 おまえも見てこいや」
「あほなぁ、そんなん、できへんって」
奈美がそんなことを言われて、なんとなく複雑な心境になりました。
別に付き合っているというわけでもなく、単なる幼なじみとしか意識してなかったのですが、
なんとなく友達をバカにされたような気分になったのも事実です。
そう考えると女友達の中で、奈美ならなんでも話せる間柄なんだと自覚したのですが、
それ以上、考えることはやめました。
それからしばらくして夏休み直前だったと思います。
「なぁ、なぁ、知ってる? 松下っていう子。 スカートめくっても怒らへんねん。
おまえもめくってこいや」悪友がいきなり話しかけてきました。
「へー、そうなん。 知らんかったわ。 でも、そんなんできへんて。
第一、先生に見つかったら、ものごっつう、怒られるやん」
「それがなぁ、松下、絶対先生に言わへんから絶対大丈夫やねん。
なぁ、なぁ、おまえも行ってこいや」
「いややわ、そんなん。 おまえもめくったことあんのん?」
「いや、俺はまだしてへん。 高木が言いよってん」
なんとなく言ってきた奴にムカッパラが立ってきました。
「アホか、そんなん、できるわけないやん」
ちょっと喧嘩口調で言うと、そいつは離れていきました。
学校で奈美と話をすることはめったになく、だから幼なじみとはクラスでは知られていません。
だからこそ言ってきたのでしょうが、なんとなくフツフツしたものを感じたのです。
奈美を好奇な目でみる男子、それでもかまわないような素振りの奈美。
なんとなく両方ともムカッパラの立つ日でした。