2010-05-29(Sat)
ボクの幼なじみ(小学生編)13
それからしばらくして野球をやっていると軽い捻挫をしてしまいました。
お医者さんに見せて、野球チームに監督さんに言うとしばらく休めと言われたのです。
引退しても放課後はいつも野球ばかりやっていたので、
いきなり暇ばっかりになり、それを見かねた奈美が「毎日おいで」と言ってくれたのです。
女の家に遊びにいくということは、あまり気が乗らなかったのですが、
遊んでくれる男友達も野球ばかりしていたのでいるはずもなく、
仕方ないので暇つぶしに行くことにしました。
でもその一方、前みたいに瑠衣ねぇのハプニングも期待したい気持ちもあります。
最初のうちはおとなしくテレビを見ていました。
ドラマの再放送が主ですが、そこでキスシーンがあったのです。
いくら小学生とはいっても男と女。
なんとなく気まずい思いにボクはチャラかしていました。
すると奈美が「なぁ、キスしたことある?」
以前、奈美がほっぺにチューしてくれたのでそのことを言うと、
「それはキスちゃうやん。 キスいうのは口と口でするもんやろ」
「それは、そうやけど・・・ そんなん、あれへん」
いくら餓鬼とはいえ、女の子より優位に立ちたいと思っていました。
「なぁ、してみぃ~へん?」
「・・・、おまえとか?」
「えっ? あっ、私とやったらいやなん?」
「ほんなことないけど・・・、ええんか?」
「うちは、かまへん・・・」
家のテレビでキスシーンは見たことがありますが、
気まずい思いながらも、あれは大人の世界であって、ボクには関係ないものと思っていました。
それが奈美の家にきて、現実の世界になろうとしています。
「ほんまにええんか?」
「・・・」
「なら、ええよ。 してくれても」ボクが言いました
「アホ! キスは男のほうからするもんや。 女のほうからしたらおかしいやろ」
奈美の言うことは正論です。
確かにテレビを見ていると男の方から近づいて、目をつぶった女性に唇を重ねるのです。
「ええんか?」
奈美は返事をする代わりに目をつぶりました。
「ほんまにええんやなぁ。 いくで」
お医者さんに見せて、野球チームに監督さんに言うとしばらく休めと言われたのです。
引退しても放課後はいつも野球ばかりやっていたので、
いきなり暇ばっかりになり、それを見かねた奈美が「毎日おいで」と言ってくれたのです。
女の家に遊びにいくということは、あまり気が乗らなかったのですが、
遊んでくれる男友達も野球ばかりしていたのでいるはずもなく、
仕方ないので暇つぶしに行くことにしました。
でもその一方、前みたいに瑠衣ねぇのハプニングも期待したい気持ちもあります。
最初のうちはおとなしくテレビを見ていました。
ドラマの再放送が主ですが、そこでキスシーンがあったのです。
いくら小学生とはいっても男と女。
なんとなく気まずい思いにボクはチャラかしていました。
すると奈美が「なぁ、キスしたことある?」
以前、奈美がほっぺにチューしてくれたのでそのことを言うと、
「それはキスちゃうやん。 キスいうのは口と口でするもんやろ」
「それは、そうやけど・・・ そんなん、あれへん」
いくら餓鬼とはいえ、女の子より優位に立ちたいと思っていました。
「なぁ、してみぃ~へん?」
「・・・、おまえとか?」
「えっ? あっ、私とやったらいやなん?」
「ほんなことないけど・・・、ええんか?」
「うちは、かまへん・・・」
家のテレビでキスシーンは見たことがありますが、
気まずい思いながらも、あれは大人の世界であって、ボクには関係ないものと思っていました。
それが奈美の家にきて、現実の世界になろうとしています。
「ほんまにええんか?」
「・・・」
「なら、ええよ。 してくれても」ボクが言いました
「アホ! キスは男のほうからするもんや。 女のほうからしたらおかしいやろ」
奈美の言うことは正論です。
確かにテレビを見ていると男の方から近づいて、目をつぶった女性に唇を重ねるのです。
「ええんか?」
奈美は返事をする代わりに目をつぶりました。
「ほんまにええんやなぁ。 いくで」