2009-01-29(Thu)
麻衣妖炎 第二十六話
第四章再 会
≪京都観光≫
JR京都駅北口、大きな吹抜けのロビーで待ち合わせた。
久しぶりに見る親友はそれぞれ大人びて、遊び人女子高生からひとりの女性になっていた。
特に久美子は見られる仕事柄、とても綺麗になっていた。
でも性格は…変わっていない。
高校時代を思い出しながら、観光地の近くで食事するのは高いので駅ビル百貨店の上層階にある展望レストランで少し早い食事を取った。
せっかく来たのだから少しは京都観光。
麻美のお勧めで三千院に行くことにした。
麻美がレンタカーを借りてくれたので車で出かけた。
駅からすぐお寺が見える。 東本願寺だという。
それから北へはビルが立ち並び銀行の看板も多く見えた。
進路を右に取り繁華街に出ると、そこは河原町というところだそうだ。
京都一の繁華街。
そこから大きな川をわたるとすぐに八坂神社が現れた。
修学旅行で来た場所だ。 清水の舞台、清水寺も近くにあるはず。
八坂神社を左に曲がりしばらくすると長い塀が続く、京都大学との説明。
しばらくすると小さな山が見えた。宝ヶ池付近だという。
この奥に国際会議場があり、環境問題、京都議定書を作ったところだという。
更に進むと山間に差し掛かり町並みは途絶え、森林が多く見え出した。ここまでどのくらいたったのだろう。
結構時間はたっているような気がする。
「アミ~、まぁ~だ~」 もうちょっとと麻美。
私も遠いなぁと思った。
聞けば鞍馬の天狗さんと同じくらいの山奥という。
え~ぇ、天狗さん? とんでもない山奥を想像した。
ようやく着くと、京都のかなりはずれにあり、遠くて時間がかかったけど来てみて良かった。
深いおもむきがあり平日のおかげか、人も少なくとても静かなところだ。
麻美が遠いからと言った。 本当にそうかも知れない。
庭園が美しく、菩薩像も品格があり心が洗われるような気がする。
運良く法話も聞けた。清く正しく生きていこうっと思う。
(って事にしておく。本当かなぁ? 突っ込みなしね)
久美子は持ってきたデジカメで写真を撮影して回っている
失敗した! 麻衣も持ってくれば良かったと後悔した。
他の二人も持ってきてないようだ。しょうがないので数枚携帯カメラに収める。
そうこうしているとお坊さんに声をかけられた。
聞けばここは女一人旅でこられる方が多いという。
人それぞれ思い悩みここをおとずれるらしい。
思いつめた表情をされるので思わず声をかけることが多いが、あなた方はだいじょうぶだ。
生命の源が体全体からあふれているという。
「私たちのどこからだろう?」っと笑いながら話をした。
だって古臭い表現だけど、やりたいこと、したいこと、いっぱいあるし楽しい真っ盛りと思っている。
それから寂光院に回った。
ここも素晴しい。
美しい庭園や建築物にここでのんびり暮らせたらなぁと思えた。
今、思い出してもいいところと思う。
またデートで来られたらいいなぁと秘かに考えていた。
男と女のしっぽりと濡れた1泊2日旅行! 絶対お勧め。
時計の針は午後3時を回っていた。
そろそろ旅館に入ろうということになった。
麻美の運転で車に乗った。
車窓から眺める景色を見て、清く美しくすごせたらいいなぁっと考えていた。
≪京都観光≫
JR京都駅北口、大きな吹抜けのロビーで待ち合わせた。
久しぶりに見る親友はそれぞれ大人びて、遊び人女子高生からひとりの女性になっていた。
特に久美子は見られる仕事柄、とても綺麗になっていた。
でも性格は…変わっていない。
高校時代を思い出しながら、観光地の近くで食事するのは高いので駅ビル百貨店の上層階にある展望レストランで少し早い食事を取った。
せっかく来たのだから少しは京都観光。
麻美のお勧めで三千院に行くことにした。
麻美がレンタカーを借りてくれたので車で出かけた。
駅からすぐお寺が見える。 東本願寺だという。
それから北へはビルが立ち並び銀行の看板も多く見えた。
進路を右に取り繁華街に出ると、そこは河原町というところだそうだ。
京都一の繁華街。
そこから大きな川をわたるとすぐに八坂神社が現れた。
修学旅行で来た場所だ。 清水の舞台、清水寺も近くにあるはず。
八坂神社を左に曲がりしばらくすると長い塀が続く、京都大学との説明。
しばらくすると小さな山が見えた。宝ヶ池付近だという。
この奥に国際会議場があり、環境問題、京都議定書を作ったところだという。
更に進むと山間に差し掛かり町並みは途絶え、森林が多く見え出した。ここまでどのくらいたったのだろう。
結構時間はたっているような気がする。
「アミ~、まぁ~だ~」 もうちょっとと麻美。
私も遠いなぁと思った。
聞けば鞍馬の天狗さんと同じくらいの山奥という。
え~ぇ、天狗さん? とんでもない山奥を想像した。
ようやく着くと、京都のかなりはずれにあり、遠くて時間がかかったけど来てみて良かった。
深いおもむきがあり平日のおかげか、人も少なくとても静かなところだ。
麻美が遠いからと言った。 本当にそうかも知れない。
庭園が美しく、菩薩像も品格があり心が洗われるような気がする。
運良く法話も聞けた。清く正しく生きていこうっと思う。
(って事にしておく。本当かなぁ? 突っ込みなしね)
久美子は持ってきたデジカメで写真を撮影して回っている
失敗した! 麻衣も持ってくれば良かったと後悔した。
他の二人も持ってきてないようだ。しょうがないので数枚携帯カメラに収める。
そうこうしているとお坊さんに声をかけられた。
聞けばここは女一人旅でこられる方が多いという。
人それぞれ思い悩みここをおとずれるらしい。
思いつめた表情をされるので思わず声をかけることが多いが、あなた方はだいじょうぶだ。
生命の源が体全体からあふれているという。
「私たちのどこからだろう?」っと笑いながら話をした。
だって古臭い表現だけど、やりたいこと、したいこと、いっぱいあるし楽しい真っ盛りと思っている。
それから寂光院に回った。
ここも素晴しい。
美しい庭園や建築物にここでのんびり暮らせたらなぁと思えた。
今、思い出してもいいところと思う。
またデートで来られたらいいなぁと秘かに考えていた。
男と女のしっぽりと濡れた1泊2日旅行! 絶対お勧め。
時計の針は午後3時を回っていた。
そろそろ旅館に入ろうということになった。
麻美の運転で車に乗った。
車窓から眺める景色を見て、清く美しくすごせたらいいなぁっと考えていた。