2010-11-30(Tue)
ボクの幼なじみ(中学生編)24
「しょう君。 しょう君、自信、失くしちゃった?」
おばさんと会話しているのに顔を上げなくっちゃとは思いましたが、完全に上がりきれません。
頑張ってみましたが、おばさんのあごを視界に入れるのが精いっぱい。
「おばさんね、自分の娘を大切にするのは当たり前だけど、
おばさんもね、しょう君、あなたの事も好きなの」
突然の言葉に顔を上げ、おばさんの顔を一瞬見ましたが、すぐにまた視線を下げてしまいました。
「変な意味じゃないわよ。
だって幼いころからずっと奈美と遊んでくれたり、一緒にお風呂入ってくれたりしたじゃない。
だからしょう君がもし困ったり、悩んだりしている事があればおばさんも悲しいの」
「ねぇ、しょう君、なにかお手伝いできることないかしら」
そんなことを言われても、何をどうしたらいいのかさっぱりわかりません。
黙っていたら「ねぇ、おばさんで良ければ、教えてあげようか」
チラッとおばさんの顔を見ました。
「あらっ、私。 何言ってるんでしょうね。 あはは。 だってね。 教えるって・・・」
コロコロ笑っています。
「あはは、変よね。 あらっ、私・・・どうかしちゃってるわ。
わははっ、 なんかドキドキしちゃった」
黙って聞いています。
「でも、どうしたらいいんでしょね。 困っちゃうわよね。
あははっ、なんかおばさん、こんがらがっちゃった」
「おっ、おっ、おばさん!」
「?」
「おばさん、さえ、よければ・・・、教えて欲しんです。
すみません。 ほんとにわからなくなちゃって」
「・・・、そぉ~よね。 最初はみんな、わからないものよね」
「だから、おばさんさえ、良ければ教えて下さい!」
「・・・、あはっ、あたし・・・なんかドキドキしてる。 だって教えてあげたいけど。
それって、どういう意味かわかってるの?」
「わかります。 わかるけど・・・」
「そうよね。 どうしたらいいかわかんないわよね。 ・・・、でも・・・、いいの?」
「はい!」
「それっておばさんとする事になっちゃうのよ。 それでもかまわないの?」
「おばさんは昔からず~っと一緒でした。 知らない人より・・・」
「ひと様の大事な息子さんだからいいのかしら。 だっておばさんよ」
「おばさんしか、こんなこと言えません」
「そりゃそうだけど、でもホントにいいの?」
「お願いします」
「だってプヨプヨよ。 おばさん」
「おばさん、綺麗です」
「あははっ、しょう君! こんなときに・・・上手。 あははっ20ぐらい若返っちゃった」
おばさんはケラケラ笑っています。
こんなおばさんは見たことがありません。
今から思えば見ていて本当に娘のように若返ったような気がしました。
「いいわ、わかった。 おばさんも肝っ玉かあさんだし、いいわ、踏ん切りつける。
おばさんが言い出したことだから。
けど本当にいいの。 しかも絶対誰にも内緒よ。
奈美は当たり前だし、お家の人やお友達にも絶対内緒にしてくれる」
「絶対!誰にも言いません」
お互いの都合から1週間後の日曜日、お昼の1時に改めてお邪魔することになりました。
おばさんと会話しているのに顔を上げなくっちゃとは思いましたが、完全に上がりきれません。
頑張ってみましたが、おばさんのあごを視界に入れるのが精いっぱい。
「おばさんね、自分の娘を大切にするのは当たり前だけど、
おばさんもね、しょう君、あなたの事も好きなの」
突然の言葉に顔を上げ、おばさんの顔を一瞬見ましたが、すぐにまた視線を下げてしまいました。
「変な意味じゃないわよ。
だって幼いころからずっと奈美と遊んでくれたり、一緒にお風呂入ってくれたりしたじゃない。
だからしょう君がもし困ったり、悩んだりしている事があればおばさんも悲しいの」
「ねぇ、しょう君、なにかお手伝いできることないかしら」
そんなことを言われても、何をどうしたらいいのかさっぱりわかりません。
黙っていたら「ねぇ、おばさんで良ければ、教えてあげようか」
チラッとおばさんの顔を見ました。
「あらっ、私。 何言ってるんでしょうね。 あはは。 だってね。 教えるって・・・」
コロコロ笑っています。
「あはは、変よね。 あらっ、私・・・どうかしちゃってるわ。
わははっ、 なんかドキドキしちゃった」
黙って聞いています。
「でも、どうしたらいいんでしょね。 困っちゃうわよね。
あははっ、なんかおばさん、こんがらがっちゃった」
「おっ、おっ、おばさん!」
「?」
「おばさん、さえ、よければ・・・、教えて欲しんです。
すみません。 ほんとにわからなくなちゃって」
「・・・、そぉ~よね。 最初はみんな、わからないものよね」
「だから、おばさんさえ、良ければ教えて下さい!」
「・・・、あはっ、あたし・・・なんかドキドキしてる。 だって教えてあげたいけど。
それって、どういう意味かわかってるの?」
「わかります。 わかるけど・・・」
「そうよね。 どうしたらいいかわかんないわよね。 ・・・、でも・・・、いいの?」
「はい!」
「それっておばさんとする事になっちゃうのよ。 それでもかまわないの?」
「おばさんは昔からず~っと一緒でした。 知らない人より・・・」
「ひと様の大事な息子さんだからいいのかしら。 だっておばさんよ」
「おばさんしか、こんなこと言えません」
「そりゃそうだけど、でもホントにいいの?」
「お願いします」
「だってプヨプヨよ。 おばさん」
「おばさん、綺麗です」
「あははっ、しょう君! こんなときに・・・上手。 あははっ20ぐらい若返っちゃった」
おばさんはケラケラ笑っています。
こんなおばさんは見たことがありません。
今から思えば見ていて本当に娘のように若返ったような気がしました。
「いいわ、わかった。 おばさんも肝っ玉かあさんだし、いいわ、踏ん切りつける。
おばさんが言い出したことだから。
けど本当にいいの。 しかも絶対誰にも内緒よ。
奈美は当たり前だし、お家の人やお友達にも絶対内緒にしてくれる」
「絶対!誰にも言いません」
お互いの都合から1週間後の日曜日、お昼の1時に改めてお邪魔することになりました。