2011-02-12(Sat)
ボクの幼なじみ(中学生編)56
「あれから私もゴチャゴチャといっぱいあってん。 んで、忙しかったわけ」
「そっ、そうなん? なんか、あったん?」
お母さんとか、瑠衣ねぇとかの事が気になりました。
ひょっとしたら何か言われたのかもしれません。
「いやべつに、今、話したら長くなるし、また今度にするわ。
しょうも元気そうやし安心した。 うち、帰えらなあかんから、また、今度な」
「あっ、ああ」ちょっと未練残りです。
「また、遊びに来てえなぁ。 いつでも待ってるさかいに」
「ええのん」ちょっと期待!
「別に今まで通り来てくれたらええやん。 待ってるし」
じゃぁいつ?って言いたかったんですが、なんとなく気がひけ「ああ、そのうちな」
「・・・」
奈美が急に黙ってしまいました。
なにかまずい事を言った?
慌てて「どなしたん?」
「ううん、別に、・・・、明日来てくれてもええんよ。 今日はあかんけど」
そんな急に言われても困る、第一、明日、行く理由が見つからへん。
「そやなぁ・・・急に言われても用事ないし・・・」
「なぁ、今日、朝礼でも言われたやろ。 そろそろ進路のことも考えなあかんし。
しょう、うちより頭ええし、高校の事、教えてぇ~なぁ」
「俺もよう知らんで」
「だから二人で考えたらええやん」
「まぁ~そやな」
「んじゃ、待ってるさかいに。 明日、行ける?」
「ああ、ええよ。 これくらいの時間やったら」
「なら、いてるし。 んじゃ、また明日」
「ああ、・・・」
奈美は急に明るい顔になって帰って行きました。
なんとなく奈美に丸めこまれたような感じで、釈然としませんが、それでも明日行く用事が出来たのです。
それはそれでいいっかって思いました。
そう言えば奈美。
ほんのしばらく合わなかったうちに少し大人びた感じがしました。
気のせいかもしれませんが、なんとなくちょっと遠い存在のような感じで心に響いたのですが、
それが何だったのか、その時は気付きませんでした。
「そっ、そうなん? なんか、あったん?」
お母さんとか、瑠衣ねぇとかの事が気になりました。
ひょっとしたら何か言われたのかもしれません。
「いやべつに、今、話したら長くなるし、また今度にするわ。
しょうも元気そうやし安心した。 うち、帰えらなあかんから、また、今度な」
「あっ、ああ」ちょっと未練残りです。
「また、遊びに来てえなぁ。 いつでも待ってるさかいに」
「ええのん」ちょっと期待!
「別に今まで通り来てくれたらええやん。 待ってるし」
じゃぁいつ?って言いたかったんですが、なんとなく気がひけ「ああ、そのうちな」
「・・・」
奈美が急に黙ってしまいました。
なにかまずい事を言った?
慌てて「どなしたん?」
「ううん、別に、・・・、明日来てくれてもええんよ。 今日はあかんけど」
そんな急に言われても困る、第一、明日、行く理由が見つからへん。
「そやなぁ・・・急に言われても用事ないし・・・」
「なぁ、今日、朝礼でも言われたやろ。 そろそろ進路のことも考えなあかんし。
しょう、うちより頭ええし、高校の事、教えてぇ~なぁ」
「俺もよう知らんで」
「だから二人で考えたらええやん」
「まぁ~そやな」
「んじゃ、待ってるさかいに。 明日、行ける?」
「ああ、ええよ。 これくらいの時間やったら」
「なら、いてるし。 んじゃ、また明日」
「ああ、・・・」
奈美は急に明るい顔になって帰って行きました。
なんとなく奈美に丸めこまれたような感じで、釈然としませんが、それでも明日行く用事が出来たのです。
それはそれでいいっかって思いました。
そう言えば奈美。
ほんのしばらく合わなかったうちに少し大人びた感じがしました。
気のせいかもしれませんが、なんとなくちょっと遠い存在のような感じで心に響いたのですが、
それが何だったのか、その時は気付きませんでした。