2011-03-03(Thu)
ボクの幼なじみ(中学生編)64
最初はテーブルを挟んで対面に座っていました。
そのうち野球の話になり、本を取り出しバッティングフォームを教えることに。
お互い立ち上がって素振りの練習です。
きちんと肘を閉めてコンパクトに振らなきゃいけません。
黒木さんは何度やってもちょっと脇が甘いので、
自然に黒木さんの腕を掴み「こうっ」って感じで素振りをさせました。
だんだん分かってきたのか次第に強く振るようになって、
あまり強く振るものだから畳みで足を滑らせ、
こけそうになるのを防ぐためにボクの腕を掴みました。
ボクもたまたまバランスの悪い時に掴まれたものだから、簡単に引きづられ、
『やべっ! こける』と思った瞬間、黒木さんの後には勉強用の椅子があり、
それにぶつかったらやばいと思って、
黒木さん体をグイッと引き寄せベッドの上に倒れ込むという安全策を瞬間的に判断しました。
それでも倒れるには頭は重要です。
野球でも先生には何度も注意され、必ずヘルメットをかぶってバッティング練習をします。
とっさに黒木さんの後頭部を手のひらでカバーして、なるべくソフトにベッドに倒れ込もうとしました。
その腕を回した分、こっちの体も不安定。
黒木さんが倒れる方向を修正するために腰にあてた手と、頭をカバーするために包んだ手。
もうこっちは自分をカバーする事ができません。
倒れる瞬間、自分の頭が黒木さんにぶつからないよう、
ベッドに着地する瞬間、顔面から布団に打ちつけました。
そんなに大きな衝撃はなかったように思います。
ホッとしましたが、今度は簡単に起き上がれません。
腰に回した腕は黒木さんの下敷き。
当然、後頭部に回した手も黒木さんの下敷きになってます。
ほぼ密着状態(ちょっと嬉し(*^^)v)
とりあえず顔面を布団にくっ付けたまま「大丈夫?」
あまり良い恰好とは言えません。
「ごめんなさい」 大丈夫のようです。
まず腰に回した手を抜こうとしました。
抜きにくかったけどなんとか抜け顔を上げると、なっ、なんと黒木さんのお顔がすぐそば。
『やべっ、奈美の時とおんなじやん』
数センチ先に黒木さんの顔があり、ロングヘヤーが顔にかかって、しかも甘い香りが漂います。
これって・・・心臓が爆発・・・しそう。
「どっか打たへんかった?」
「うん、大丈夫」 どうやら本当に大丈夫そうです。
なら黒木さんの後頭部の下敷きになってる手を抜取り、早く離れなければなりません。
動かそうとすると黒木さんは頭をちょっと持ち上げてくれたのかスルッと抜け、
その腕で布団に手をついて起き上がろうとすると・・・
黒木さんはボクの背中に手を回してきました。
離れられません・・・
そんなに強い力で腕を回していませんが、振りほどいたら・・・
黒木さんに恥をかかすようで、分からなくなって頭がこんがらがってしまいました。
そのうち野球の話になり、本を取り出しバッティングフォームを教えることに。
お互い立ち上がって素振りの練習です。
きちんと肘を閉めてコンパクトに振らなきゃいけません。
黒木さんは何度やってもちょっと脇が甘いので、
自然に黒木さんの腕を掴み「こうっ」って感じで素振りをさせました。
だんだん分かってきたのか次第に強く振るようになって、
あまり強く振るものだから畳みで足を滑らせ、
こけそうになるのを防ぐためにボクの腕を掴みました。
ボクもたまたまバランスの悪い時に掴まれたものだから、簡単に引きづられ、
『やべっ! こける』と思った瞬間、黒木さんの後には勉強用の椅子があり、
それにぶつかったらやばいと思って、
黒木さん体をグイッと引き寄せベッドの上に倒れ込むという安全策を瞬間的に判断しました。
それでも倒れるには頭は重要です。
野球でも先生には何度も注意され、必ずヘルメットをかぶってバッティング練習をします。
とっさに黒木さんの後頭部を手のひらでカバーして、なるべくソフトにベッドに倒れ込もうとしました。
その腕を回した分、こっちの体も不安定。
黒木さんが倒れる方向を修正するために腰にあてた手と、頭をカバーするために包んだ手。
もうこっちは自分をカバーする事ができません。
倒れる瞬間、自分の頭が黒木さんにぶつからないよう、
ベッドに着地する瞬間、顔面から布団に打ちつけました。
そんなに大きな衝撃はなかったように思います。
ホッとしましたが、今度は簡単に起き上がれません。
腰に回した腕は黒木さんの下敷き。
当然、後頭部に回した手も黒木さんの下敷きになってます。
ほぼ密着状態(ちょっと嬉し(*^^)v)
とりあえず顔面を布団にくっ付けたまま「大丈夫?」
あまり良い恰好とは言えません。
「ごめんなさい」 大丈夫のようです。
まず腰に回した手を抜こうとしました。
抜きにくかったけどなんとか抜け顔を上げると、なっ、なんと黒木さんのお顔がすぐそば。
『やべっ、奈美の時とおんなじやん』
数センチ先に黒木さんの顔があり、ロングヘヤーが顔にかかって、しかも甘い香りが漂います。
これって・・・心臓が爆発・・・しそう。
「どっか打たへんかった?」
「うん、大丈夫」 どうやら本当に大丈夫そうです。
なら黒木さんの後頭部の下敷きになってる手を抜取り、早く離れなければなりません。
動かそうとすると黒木さんは頭をちょっと持ち上げてくれたのかスルッと抜け、
その腕で布団に手をついて起き上がろうとすると・・・
黒木さんはボクの背中に手を回してきました。
離れられません・・・
そんなに強い力で腕を回していませんが、振りほどいたら・・・
黒木さんに恥をかかすようで、分からなくなって頭がこんがらがってしまいました。