2011-06-25(Sat)
ボクの幼なじみ(中学生編)113
「こんばんは」
「この間は応援ありがとう」
「うん、残念やったね」
「まっ、しょうがないわ、俺らの実力やし」
「でも青井君、頑張ったじゃない」
「まぁね、黒木さんも来てくれとったし」ちょっと茶化してみました。
「えっ! まぁー」
「ああ、ええとこ見せなアカンしな」
「えっ、そんな事、言っていいの?」
「あかんの?」
「いや・・・、別に・・・」
「かまへんやろ」
「うっ、うん・・・。 ねっ、それより明日、暇?」
「ああ、いつでも暇。 引退してしもたからな」
「じゃぁお昼にドーナツ食べに行かない?」
「ああ、ええよ。 んじゃ12時?」
「うん、駅前で待ってる」
「わかった。気いつけて帰りや」
「うん、じゃ明日またね」
「ああ」
やりー、明日デート出来るとワクワクしました。
そう言えば彼女とキスはしたことありますが、付き合うという明確な言葉は交わしていません。
キスまでしときながら付き合ってなかったらおかしいと前々から思ってましたが、
なにせ言う勇気がなかったのです。
野球も一区切り、学校生活の最終段階、
受験を目の前にしてモヤモヤしていたらよくないという考えが芽生えました。
ここは男としてはっきりさせようと考え出したのです。
頑張れ!オレ。
明日は“告ろう”と思い立ちました。
次の朝、軽いランニングを済ませシャワーを浴びて駅前に行くと早々に彼女は待ってました。
ドーナツ屋さんで軽く食べた後、なんとかボクの部屋に誘うことに成功。
いよいよだと思うと緊張のしまくり。
まずはもう一杯ジュースを運んでくつろぎタイム。
いろいろ駄弁って軽く妖しいムード、それからチュして告白。
って考えていましたが、なかなか妖しいムードになりません。
ちょっち焦り気味になって来た時、もう一層の事先走って言った方が良いのではないかと思いつきました。
「黒木さん」
「ん? なに?」
告白タイムに緊張ガチガチです。
「黒木さんて彼氏いてないの?」
言ってからなんて事言うんだと反省しても後の祭り。
「いきなりびっくり、そんなのいてるはずないじゃない」
「・・・」
「・・・」
彼女はボクの次の言葉を待っているようでした。
「彼氏おれへんのやったら、良かったらボクとつきおうて」
顔面真っ赤にしながら精いっぱいの言葉を彼女に投げかけました。
「この間は応援ありがとう」
「うん、残念やったね」
「まっ、しょうがないわ、俺らの実力やし」
「でも青井君、頑張ったじゃない」
「まぁね、黒木さんも来てくれとったし」ちょっと茶化してみました。
「えっ! まぁー」
「ああ、ええとこ見せなアカンしな」
「えっ、そんな事、言っていいの?」
「あかんの?」
「いや・・・、別に・・・」
「かまへんやろ」
「うっ、うん・・・。 ねっ、それより明日、暇?」
「ああ、いつでも暇。 引退してしもたからな」
「じゃぁお昼にドーナツ食べに行かない?」
「ああ、ええよ。 んじゃ12時?」
「うん、駅前で待ってる」
「わかった。気いつけて帰りや」
「うん、じゃ明日またね」
「ああ」
やりー、明日デート出来るとワクワクしました。
そう言えば彼女とキスはしたことありますが、付き合うという明確な言葉は交わしていません。
キスまでしときながら付き合ってなかったらおかしいと前々から思ってましたが、
なにせ言う勇気がなかったのです。
野球も一区切り、学校生活の最終段階、
受験を目の前にしてモヤモヤしていたらよくないという考えが芽生えました。
ここは男としてはっきりさせようと考え出したのです。
頑張れ!オレ。
明日は“告ろう”と思い立ちました。
次の朝、軽いランニングを済ませシャワーを浴びて駅前に行くと早々に彼女は待ってました。
ドーナツ屋さんで軽く食べた後、なんとかボクの部屋に誘うことに成功。
いよいよだと思うと緊張のしまくり。
まずはもう一杯ジュースを運んでくつろぎタイム。
いろいろ駄弁って軽く妖しいムード、それからチュして告白。
って考えていましたが、なかなか妖しいムードになりません。
ちょっち焦り気味になって来た時、もう一層の事先走って言った方が良いのではないかと思いつきました。
「黒木さん」
「ん? なに?」
告白タイムに緊張ガチガチです。
「黒木さんて彼氏いてないの?」
言ってからなんて事言うんだと反省しても後の祭り。
「いきなりびっくり、そんなのいてるはずないじゃない」
「・・・」
「・・・」
彼女はボクの次の言葉を待っているようでした。
「彼氏おれへんのやったら、良かったらボクとつきおうて」
顔面真っ赤にしながら精いっぱいの言葉を彼女に投げかけました。