2011-09-08(Thu)
ボクの幼なじみ(中学生編)147
まもなく卒業式。
クラスの中では受験を控える者、そうそうに終わってボクらみたいにのんびり過ごしている奴らの2極分化、
当然受験を控える者にとってはピリピリムードが漂っています。
欠席者も多くなりました。
受験で休むのはわかりますが、学校で勉強しないで塾の勉強で学校を休んでる人もいます。
もちろんそれが将来に大きく響くことなので学校を休まないといけないのでしょうが、
なんとなく違和感を感じていました。
学校生活は野球仲間のうち進学が決まった連中とだべったり、たまには黒木さんともお話もしました。
黒木さんは入学が決まったものの、Ⅴ類なので春休み期間中の宿題があるそうです。
\(◎o◎)/!ビッビッ、ビックリ
それからもうひとつ。
卒業式の答辞、黒木さんが読むことになりました。
旧生徒会メンバーが集められ先生から誰にするかで話あったそうです。
先生は生徒会長に『どうや』と聞くと即座に断り、代わりに黒木さんを指名したそうです。
黒木さんはクジを提案しましたが、他のメンバー全員が黒木さんを推薦した為、
先生の説得もあって引き受けたそうです。
「ほんとに朝の朝礼といい、PTA総会の挨拶もあたし。 最後の最後まであたしに押し付けて・・・」
みんなズルイと文句たれる事たれる事。
しょうがないのでボクがなだめ役に徹し、なんとか機嫌を直してもらえる様頑張った。
そんなボクを見て可笑しかったのか、最後には『しょうがないね』と笑顔を見せてくれました。
男とは疲れる・・・
でっ、その一方、ボクは高校野球部に顔を出すようになりました。
最初の練習は体力作りの練習なのできつい・・・走ってばっか!
でもここでは1年坊主、ペイペイなので一生懸命走りました。
その中でも新しい友達、他の学校の連中と友達になったのは、
他の同級生よりも一歩リードしたような気分でちょび優越感。
卒業式前日、学校は半ドンだったので部活の練習が始まる時間まで、
久々に駅前のドーナツ屋さんで黒木さんとデートを楽しんでいました。
バレンタイン、黒木さんのお家に行く約束は部活が始まったボクにはなかなか時間が取れそうにもありません。
その事を話すと「うん、いいわよ。 制服を見に行った時、挨拶してもらったし、
母が良さそうな人ねって話してたから、部活が忙しいって言えばわかってくれると思う」
むちゃくちゃ肩の荷が降りました。
挨拶は行くべきだと心していたんですが、先延ばしにできそうです。
でも、一度はきちんとお伺いしたいというと喜んでくれました。
それから高校グランドへ行き、走り、キャッチボールの練習を終え帰宅すると
奈美とおばさんが家の前で忙しそうにしていました。
「おばさん、こんにちは」 まずは目上からのご挨拶、処世術、エヘへ(*^^)v
「しょうちゃん、お帰り。 どこ行ってたの」
「あっ、ガッコ、高校の。 部活の練習が始まってん」
「まぁ、そやの。 奈美いうたらちっとも教えてくれへんからおばさん知らなかったわ。
へぇーそうなの、もう高校行ってるの」
「うん、早めに来いって言われたんで」
「偉いわね」
「それより、どうされたんですか?」
「ああ、これ? 明日の引っ越しでゴミとか片付けてるの」
「ええええっ~~ぇ、明日、引っ越し!?」
「えっ、奈美、言ってなかったの?」
奈美はおばさんの陰に隠れていました。
「聞いてないよ、そんなん」
「奈美っ!」 おばさん
「ごめん、・・・」
「そうなん、明日、引っ越しなん?」 奈美に聞きました。
「うっ、うん、・・・」
「なっ、ん・・・」 そのあとの言葉は飲み込みました。
クラスの中では受験を控える者、そうそうに終わってボクらみたいにのんびり過ごしている奴らの2極分化、
当然受験を控える者にとってはピリピリムードが漂っています。
欠席者も多くなりました。
受験で休むのはわかりますが、学校で勉強しないで塾の勉強で学校を休んでる人もいます。
もちろんそれが将来に大きく響くことなので学校を休まないといけないのでしょうが、
なんとなく違和感を感じていました。
学校生活は野球仲間のうち進学が決まった連中とだべったり、たまには黒木さんともお話もしました。
黒木さんは入学が決まったものの、Ⅴ類なので春休み期間中の宿題があるそうです。
\(◎o◎)/!ビッビッ、ビックリ
それからもうひとつ。
卒業式の答辞、黒木さんが読むことになりました。
旧生徒会メンバーが集められ先生から誰にするかで話あったそうです。
先生は生徒会長に『どうや』と聞くと即座に断り、代わりに黒木さんを指名したそうです。
黒木さんはクジを提案しましたが、他のメンバー全員が黒木さんを推薦した為、
先生の説得もあって引き受けたそうです。
「ほんとに朝の朝礼といい、PTA総会の挨拶もあたし。 最後の最後まであたしに押し付けて・・・」
みんなズルイと文句たれる事たれる事。
しょうがないのでボクがなだめ役に徹し、なんとか機嫌を直してもらえる様頑張った。
そんなボクを見て可笑しかったのか、最後には『しょうがないね』と笑顔を見せてくれました。
男とは疲れる・・・
でっ、その一方、ボクは高校野球部に顔を出すようになりました。
最初の練習は体力作りの練習なのできつい・・・走ってばっか!
でもここでは1年坊主、ペイペイなので一生懸命走りました。
その中でも新しい友達、他の学校の連中と友達になったのは、
他の同級生よりも一歩リードしたような気分でちょび優越感。
卒業式前日、学校は半ドンだったので部活の練習が始まる時間まで、
久々に駅前のドーナツ屋さんで黒木さんとデートを楽しんでいました。
バレンタイン、黒木さんのお家に行く約束は部活が始まったボクにはなかなか時間が取れそうにもありません。
その事を話すと「うん、いいわよ。 制服を見に行った時、挨拶してもらったし、
母が良さそうな人ねって話してたから、部活が忙しいって言えばわかってくれると思う」
むちゃくちゃ肩の荷が降りました。
挨拶は行くべきだと心していたんですが、先延ばしにできそうです。
でも、一度はきちんとお伺いしたいというと喜んでくれました。
それから高校グランドへ行き、走り、キャッチボールの練習を終え帰宅すると
奈美とおばさんが家の前で忙しそうにしていました。
「おばさん、こんにちは」 まずは目上からのご挨拶、処世術、エヘへ(*^^)v
「しょうちゃん、お帰り。 どこ行ってたの」
「あっ、ガッコ、高校の。 部活の練習が始まってん」
「まぁ、そやの。 奈美いうたらちっとも教えてくれへんからおばさん知らなかったわ。
へぇーそうなの、もう高校行ってるの」
「うん、早めに来いって言われたんで」
「偉いわね」
「それより、どうされたんですか?」
「ああ、これ? 明日の引っ越しでゴミとか片付けてるの」
「ええええっ~~ぇ、明日、引っ越し!?」
「えっ、奈美、言ってなかったの?」
奈美はおばさんの陰に隠れていました。
「聞いてないよ、そんなん」
「奈美っ!」 おばさん
「ごめん、・・・」
「そうなん、明日、引っ越しなん?」 奈美に聞きました。
「うっ、うん、・・・」
「なっ、ん・・・」 そのあとの言葉は飲み込みました。