2011-09-24(Sat)
露出嬉戯 第3話
露出嬉戯 (ろしゅつきぎ) 第3話 ≪ 露出の誘惑 社会人編 6 ≫
ある日、彼が映画を見に行こうと言いだしました。
と、いっても新作の映画、話題の映画とかじゃなくって成人映画。
昔はポルノ映画と言われる類の物です。
繁華街を歩いた時、こんなところにこんな映画館があるんだというのは知っていました。
入口に立てかけてある看板が視線の行方を惑わし、その道は歩きにくかった事を覚えています。
そんなところに修平は行こうというのです。
もちろん拒否しました。
第一、入るのが恥ずかしい。
周りのみんなが絶対注目していると思うのです。
もし誰かに見られたらとんでもなく恥ずかしい。
帽子をかぶってサングラスをするか?
それじゃ返って怪しいし目立っちゃいます。
修平は普通に歩いて行けば良いって言うんです。
普通に歩いていれば、誰も注目することもないし、入る時は見られるかもしれないけど、
もうその時はパッと入っていけば後姿だけしか見られないと言うんです。
よく考えれば確かにそう、普通に道の真ん中あたりを歩いていれば注目はされないでしょうし、
入る時だけクィッと曲がって入れば入口は狭いしもう隠れ蓑です。
しぶしぶですがお願いされれば弱い私、OKしました。
また何かさせられる。
それがわかっているだけに断りきれませんでした。
決行の日、古めの服を着ました。
だってもし椅子が変な風に汚れていたら、その変なものが付いちゃうかもしれないって思ったから。
入る時はさすがにドキドキしました。
遠目にそこのエッチな看板が目に入り、見ないようにしたいのですが、やっぱりなんとなく視野に入ります。
緊張にうつむきながら修平の左手にしがみつき、
映画館の正面に来た時にパッと90度直角ターン、そそくさと映画館に入っていきました。
入口は狭く階段を下りていきます。
階段をまできたらもう顔を見られることはありません。
ここでもちゃんと修平君が守ってくれて私の背後に立ち、後姿も外から見えなくしてくれたので安心しました。
階段を下りると受付がありました。
映画館で良く見かける窓口はなく、売店のカウンターがそのまま延長されたような簡単なものです。
お金を払うのは私の役目。
大学生だったらバイトのお給料もね。
こんなところで女のあたしが払うのは、
なんとなく私が言いだしたみたいで嫌だなぁ~とは思いましたがしょうがありません。
修平がポップコーンと飲み物を買って中に入りました。
中はガランガラン。
総勢どうでしょう、20人はいないと思います。
暗いのでよくは分かりませんが、男の人1人のパターンが多く、その次が男2組、どうやらカップルも2組いるようです。
カップル、女の人がいてちょっと安心しました。
場内の椅子は想像していたより清潔で大きい椅子です。
あくまでも“より”ですが・・・^_^;
席は大きかったので座りやすいのですが、修平君とはくっつき難いのでそこがちょっと不満。
やっぱりこんな映画館だし、怖いのでべったりしたい・・・
でも映像を見てドキドキ興奮したら恥ずかしい・・・
ちょっと複雑な乙女心。
映画は始まっていました。
修平君が映画館のほぼど真ん中、列の端ではなくほほ真ん中辺り腰掛けました。
両サイドは誰も座っていません。
早速ポップコーンを開けパクパクポリポリ、二人して飲み食いしました。
ロードショーの映画館では音を立てるのはマナー違反だけど、ここではまったくおかまいなし。
遠くからいびきも聞こえる映画館・・・まぁ、こんな映画だから真剣に見なくてもいいっか。
しかしスクリーンでは女優さんのド派手なあえぎ顔にあえぎ声。
たまに女の人の胸がスクリーンいっぱいにクローズアップ、
人の身長より大きい胸、人の頭より大きいチクビを見ながらポップコーンをパリポリ。
むちゃくちゃ違和感・・・
ある日、彼が映画を見に行こうと言いだしました。
と、いっても新作の映画、話題の映画とかじゃなくって成人映画。
昔はポルノ映画と言われる類の物です。
繁華街を歩いた時、こんなところにこんな映画館があるんだというのは知っていました。
入口に立てかけてある看板が視線の行方を惑わし、その道は歩きにくかった事を覚えています。
そんなところに修平は行こうというのです。
もちろん拒否しました。
第一、入るのが恥ずかしい。
周りのみんなが絶対注目していると思うのです。
もし誰かに見られたらとんでもなく恥ずかしい。
帽子をかぶってサングラスをするか?
それじゃ返って怪しいし目立っちゃいます。
修平は普通に歩いて行けば良いって言うんです。
普通に歩いていれば、誰も注目することもないし、入る時は見られるかもしれないけど、
もうその時はパッと入っていけば後姿だけしか見られないと言うんです。
よく考えれば確かにそう、普通に道の真ん中あたりを歩いていれば注目はされないでしょうし、
入る時だけクィッと曲がって入れば入口は狭いしもう隠れ蓑です。
しぶしぶですがお願いされれば弱い私、OKしました。
また何かさせられる。
それがわかっているだけに断りきれませんでした。
決行の日、古めの服を着ました。
だってもし椅子が変な風に汚れていたら、その変なものが付いちゃうかもしれないって思ったから。
入る時はさすがにドキドキしました。
遠目にそこのエッチな看板が目に入り、見ないようにしたいのですが、やっぱりなんとなく視野に入ります。
緊張にうつむきながら修平の左手にしがみつき、
映画館の正面に来た時にパッと90度直角ターン、そそくさと映画館に入っていきました。
入口は狭く階段を下りていきます。
階段をまできたらもう顔を見られることはありません。
ここでもちゃんと修平君が守ってくれて私の背後に立ち、後姿も外から見えなくしてくれたので安心しました。
階段を下りると受付がありました。
映画館で良く見かける窓口はなく、売店のカウンターがそのまま延長されたような簡単なものです。
お金を払うのは私の役目。
大学生だったらバイトのお給料もね。
こんなところで女のあたしが払うのは、
なんとなく私が言いだしたみたいで嫌だなぁ~とは思いましたがしょうがありません。
修平がポップコーンと飲み物を買って中に入りました。
中はガランガラン。
総勢どうでしょう、20人はいないと思います。
暗いのでよくは分かりませんが、男の人1人のパターンが多く、その次が男2組、どうやらカップルも2組いるようです。
カップル、女の人がいてちょっと安心しました。
場内の椅子は想像していたより清潔で大きい椅子です。
あくまでも“より”ですが・・・^_^;
席は大きかったので座りやすいのですが、修平君とはくっつき難いのでそこがちょっと不満。
やっぱりこんな映画館だし、怖いのでべったりしたい・・・
でも映像を見てドキドキ興奮したら恥ずかしい・・・
ちょっと複雑な乙女心。
映画は始まっていました。
修平君が映画館のほぼど真ん中、列の端ではなくほほ真ん中辺り腰掛けました。
両サイドは誰も座っていません。
早速ポップコーンを開けパクパクポリポリ、二人して飲み食いしました。
ロードショーの映画館では音を立てるのはマナー違反だけど、ここではまったくおかまいなし。
遠くからいびきも聞こえる映画館・・・まぁ、こんな映画だから真剣に見なくてもいいっか。
しかしスクリーンでは女優さんのド派手なあえぎ顔にあえぎ声。
たまに女の人の胸がスクリーンいっぱいにクローズアップ、
人の身長より大きい胸、人の頭より大きいチクビを見ながらポップコーンをパリポリ。
むちゃくちゃ違和感・・・