2011-11-22(Tue)
あおりんご 13
黒木さんと別れて大急ぎで家に帰りました。
普段滅多に話しをしない姉に携帯買ったからメルアド教えてというと、
むっちゃ気色悪るがられながらも渋々教えてもらいました。
兄貴は帰宅が遅いので無理として、おやじのメルアドも・・・んん、言いづらい。
酒屋の店をやっているので母親も忙しかったんですが、なんとか引っ捕まえてメルアドを聞くことに成功。
ついでに兄貴と親父のメルアドもそこから頂きました。
4人追加で都合6人、まだまだ足りませんがそれでも3倍にはなりました。
次の日、携帯を持って部活が終わると片っ端ら同級生にお願いしメルアドを集めました。
ラッキーなことにマネージャーも教えてくれたのはありがたかった。
女の子のメルアド3名ゲット、これは大きい。
でもそのうち1名は『絶対メール送るな!』と釘を刺されてしまいました。
まぁ、多分彼氏がいてるからやと思いますが、そんな事はこっちには関係ありません。
先輩たちも含め、なんだかんだで総数26名、
そのうち女性の名前は7名ですから増宮の名前の印象は薄まったと思えます。
でも安心は出来ません、もっともっと増やさなくては・・・
新入生なんで、まだクラスでめっちゃ仲のいい友達も少なく、
それでも一人二人と増やしていますが、女友達はほぼ皆無、増宮のメルアドしかありません。
増宮にお願いしてクラスの女友達を紹介してもらうか?
いやっ! あかん、増宮に黒木さんの名前がバレてしまう。
なんかええ方法ないやろか・・・って考えていたら授業中、先生に当てられてしまった(*_*)
授業が終わって休み時間、トントンと後ろから肩を叩かれました。
青井の「あ」でいまだ席は一番前。
「青井くん」 増宮あさみでした。
「授業中なによ、彼女のことでも考えていたの」
「アホゆうな。 そんなもん考えてへん」
「ほ~ら、顔真っ赤。 わかりやすのよね、青井くんは」
「なっ、なに、ゆうてん」
「授業中に彼女のこと考えていたから先生に答えられなかったんでしょ」
グウの音もでません。
先生は質問したんじゃなくって、教科書の次の文章を読めって言ったのに、
僕が「わかりません」って答えたから教室内大爆笑、赤っ恥をかきました。
「・・・」
「まぁ、いいわ。 ところで携帯持ってきたんでしょ。 見せてよ」
「あっ、アホな、なんでそんなもん見せなあかんねや」
「ほぉ~ら、また、わかりやす~い。 彼女の電話番号、ちゃんと入れたのよね。
だから見せられないんだ」
「そんなこと、あるか」
「じゃぁ、見せてよ。 一度見せてもらったことあるんだし、
メルアド設定は私がしたんだから今更隠す必要なんにもないでしょ」
『うっ!』 ピンチはまだまだ続く。
普段滅多に話しをしない姉に携帯買ったからメルアド教えてというと、
むっちゃ気色悪るがられながらも渋々教えてもらいました。
兄貴は帰宅が遅いので無理として、おやじのメルアドも・・・んん、言いづらい。
酒屋の店をやっているので母親も忙しかったんですが、なんとか引っ捕まえてメルアドを聞くことに成功。
ついでに兄貴と親父のメルアドもそこから頂きました。
4人追加で都合6人、まだまだ足りませんがそれでも3倍にはなりました。
次の日、携帯を持って部活が終わると片っ端ら同級生にお願いしメルアドを集めました。
ラッキーなことにマネージャーも教えてくれたのはありがたかった。
女の子のメルアド3名ゲット、これは大きい。
でもそのうち1名は『絶対メール送るな!』と釘を刺されてしまいました。
まぁ、多分彼氏がいてるからやと思いますが、そんな事はこっちには関係ありません。
先輩たちも含め、なんだかんだで総数26名、
そのうち女性の名前は7名ですから増宮の名前の印象は薄まったと思えます。
でも安心は出来ません、もっともっと増やさなくては・・・
新入生なんで、まだクラスでめっちゃ仲のいい友達も少なく、
それでも一人二人と増やしていますが、女友達はほぼ皆無、増宮のメルアドしかありません。
増宮にお願いしてクラスの女友達を紹介してもらうか?
いやっ! あかん、増宮に黒木さんの名前がバレてしまう。
なんかええ方法ないやろか・・・って考えていたら授業中、先生に当てられてしまった(*_*)
授業が終わって休み時間、トントンと後ろから肩を叩かれました。
青井の「あ」でいまだ席は一番前。
「青井くん」 増宮あさみでした。
「授業中なによ、彼女のことでも考えていたの」
「アホゆうな。 そんなもん考えてへん」
「ほ~ら、顔真っ赤。 わかりやすのよね、青井くんは」
「なっ、なに、ゆうてん」
「授業中に彼女のこと考えていたから先生に答えられなかったんでしょ」
グウの音もでません。
先生は質問したんじゃなくって、教科書の次の文章を読めって言ったのに、
僕が「わかりません」って答えたから教室内大爆笑、赤っ恥をかきました。
「・・・」
「まぁ、いいわ。 ところで携帯持ってきたんでしょ。 見せてよ」
「あっ、アホな、なんでそんなもん見せなあかんねや」
「ほぉ~ら、また、わかりやす~い。 彼女の電話番号、ちゃんと入れたのよね。
だから見せられないんだ」
「そんなこと、あるか」
「じゃぁ、見せてよ。 一度見せてもらったことあるんだし、
メルアド設定は私がしたんだから今更隠す必要なんにもないでしょ」
『うっ!』 ピンチはまだまだ続く。