2012-02-25(Sat)
あおりんご 50
家に帰ってからもボォ~っとしていました。
香奈子が別れ際に言った言葉。
『男は狼、でも食べられたい赤ずきんちゃんも女心』
私と青井君との仲はそんな関係じゃない。
なんとなくモンモン
じゃぁ、なぜ、あの時ミニスカ履いていったの?
本当は食べられたいと思ってんじゃないの “ゆい”
う~うん? そこまで考えてなかった。
よくある女の言い訳。
私はその言葉は卑怯だと思っている。
だって思慮が足りないのは自分のせい。
少し考えればわかること。
だったらミニスカ履いていったゆいは食べられたと思ったの?
ちがう、そんなつもりじゃなかったのも事実。
ただ、単純に可愛く見せたかったから。
じゃぁ、なぜ可愛くなりたかったの? 誰に対して?
誰に対してはこの場合、青井君しかいない、でもなんか違う。
ゆい、この気持はなんなの?
わからない、わからないけど・・・答えは見えてるように思う。
その答えは本当に自分で理解しているのだろうか。
三角関数(サイン・コサイン・タンジェント)の謎解きをするより難しい。
頭がこんがらがっているうちに眠ってしまいました。
次の日、教室で青井くんの姿をみるとハタっと気が付きました。
そうだ! 手紙の返事を書いてないや。
お気に入りの特別ノートを切り取り、今度会う約束の返事をしたのです。
さてどうやって渡そうかと思っていると、先生からプリントを渡すように命ぜられクラス全員に配って歩いたのです。
そのプリントに隠し持っていた手紙を添えて青井くんの机に置きました。
本当は心臓がバクバクしてるのに冷静な顔をして、みんなにバレないように。
プリントを配り終え席に戻って座ると安堵というのか、とても楽しくなったのです。
こういう秘密の行動、今じゃ携帯メールで簡単にできちゃうんでしょうけど、ローテクな行動がとっても楽しい。
青井くんから手紙を読んでOKのサインを貰いました。
私はパタンと本を閉じる音をさせたのは “わかりました” と返事の合図。
誰も知らない私達だけの秘密、ますます学校が楽しくなった。
待ち合わせの当日、またもや服で悩んでいた。
今日はどうしよう。
またミニで行ったら変なふうに思われるかもしれない。
そう考えて普通のひざ丈スカートを選びました。
街は初夏、明るくてふわっと広がるスカートは女心をくすぐります。
見せることがないはずの下着? ってこの間みせちゃったけど、下着にもこだわりたい。
前の時は真っ白な心、だから純白のラメ入りシルクショーツを選んだ。
だったら今日は赤? んん、いきなり赤も刺激が強すぎるかな?
少しおとなし目のパステルピンクを選びました。
ブラもフリフリが付いたピンクブラ。
私の胸で悩殺させることはできないので、清純な乙女で行こうと思った。
服選びが楽しい。
これが○○なんだろうな。 うふっ
待ち合わせにはまだ時間があったのでクッキーを買いました。
どこで食べる?
ドーナツ屋さんでは食べられないから、そうすると必然的に彼の家。
あはっ、私って策士?
でもドキドキしたい。
だって女の子なんだもん。
香奈子が別れ際に言った言葉。
『男は狼、でも食べられたい赤ずきんちゃんも女心』
私と青井君との仲はそんな関係じゃない。
なんとなくモンモン
じゃぁ、なぜ、あの時ミニスカ履いていったの?
本当は食べられたいと思ってんじゃないの “ゆい”
う~うん? そこまで考えてなかった。
よくある女の言い訳。
私はその言葉は卑怯だと思っている。
だって思慮が足りないのは自分のせい。
少し考えればわかること。
だったらミニスカ履いていったゆいは食べられたと思ったの?
ちがう、そんなつもりじゃなかったのも事実。
ただ、単純に可愛く見せたかったから。
じゃぁ、なぜ可愛くなりたかったの? 誰に対して?
誰に対してはこの場合、青井君しかいない、でもなんか違う。
ゆい、この気持はなんなの?
わからない、わからないけど・・・答えは見えてるように思う。
その答えは本当に自分で理解しているのだろうか。
三角関数(サイン・コサイン・タンジェント)の謎解きをするより難しい。
頭がこんがらがっているうちに眠ってしまいました。
次の日、教室で青井くんの姿をみるとハタっと気が付きました。
そうだ! 手紙の返事を書いてないや。
お気に入りの特別ノートを切り取り、今度会う約束の返事をしたのです。
さてどうやって渡そうかと思っていると、先生からプリントを渡すように命ぜられクラス全員に配って歩いたのです。
そのプリントに隠し持っていた手紙を添えて青井くんの机に置きました。
本当は心臓がバクバクしてるのに冷静な顔をして、みんなにバレないように。
プリントを配り終え席に戻って座ると安堵というのか、とても楽しくなったのです。
こういう秘密の行動、今じゃ携帯メールで簡単にできちゃうんでしょうけど、ローテクな行動がとっても楽しい。
青井くんから手紙を読んでOKのサインを貰いました。
私はパタンと本を閉じる音をさせたのは “わかりました” と返事の合図。
誰も知らない私達だけの秘密、ますます学校が楽しくなった。
待ち合わせの当日、またもや服で悩んでいた。
今日はどうしよう。
またミニで行ったら変なふうに思われるかもしれない。
そう考えて普通のひざ丈スカートを選びました。
街は初夏、明るくてふわっと広がるスカートは女心をくすぐります。
見せることがないはずの下着? ってこの間みせちゃったけど、下着にもこだわりたい。
前の時は真っ白な心、だから純白のラメ入りシルクショーツを選んだ。
だったら今日は赤? んん、いきなり赤も刺激が強すぎるかな?
少しおとなし目のパステルピンクを選びました。
ブラもフリフリが付いたピンクブラ。
私の胸で悩殺させることはできないので、清純な乙女で行こうと思った。
服選びが楽しい。
これが○○なんだろうな。 うふっ
待ち合わせにはまだ時間があったのでクッキーを買いました。
どこで食べる?
ドーナツ屋さんでは食べられないから、そうすると必然的に彼の家。
あはっ、私って策士?
でもドキドキしたい。
だって女の子なんだもん。