2012-03-20(Tue)
あおりんご 60
「お願いがあるの」
「どうぞ」
「あのね、名前、呼んで」
ピンと来た、たぶん下の名前で呼べっということに違いない。
先回りして「あさみか?」と言ってみた。
堂々と言ったつもり。
「今日、はじめて言った。 ちゃんと覚えてて、くれてたんだ」
「自分も下の名前でボクを呼ぶとか言うてたやん」
「そうよね、でも、なんとなく恥ずかしくって」
「自分で言っといて、なにゆうてんねん」
「あははっ、そうね。 でも人の彼氏だし、なんとなくやっぱり悪いかなと思って」
「思てないくせに」 ちょっと意地悪言ってみた。
「青井くんも言うようになったわね」
「あはっ、悪かった」
「ううん、悪くない。 ストレートに言ってくれたほうがわかりやすいし」
「そんで、名前の件はそれでおしまい?」
「これ、あたしの携帯。 それに吹きこんで」
「録音かいな」
「そう。 いいでしょ」
「まあ、それくらいやったら」
『あ・さ・み』
「これでええか?」
「んん、ちょっと物足りないわね。 『あさみ、好き』っていうのはどお?」
「あほな、そんなもん言えるか」
「だめ?」
「あかんことないけど、なんか勘違いされるやんか」
「じゃぁ、『あさみ、起きろ!』って言うのは?」
「目覚ましかいな。 それぐらいやったらええけど」
『あさみ、起きろ』
「これでええか?」
「短すぎ! 3回言ってみて」
『あさみ、起きろ。 あさみ、起きろ。 あさみ、起きろ』
「ありがとう。 誰にも聞かさないようにするから」
「当たり前やろ」
「私のあげた写真も誰にも見せないでね」
「そんなもん、当たり前やろ。 足のアップなんか誰にも見せられるわけないやん」
「そうね、でもそんな写真撮らせたからといって軽蔑しないでね」
「そんなもん、するはずないやろ」
「うん、じゃ、帰る」
「ほな、またな」
電車で別れると早速携帯を取り出し、先ほど撮った写真を見たくなった。
見たトタン! すぐ、携帯を閉じた。
やばっ!
ドキドキした。
電車の中で周りをみると近くには誰もいない。
もう一回、見た。
すぐ、待ち受け画面から消して天を見上げた。
どういうつもりだ?
頭の中がぐるぐる回って、途中どうやって家にたどり着いたかよく覚えていない。
家では晩飯をそこそこに早く自分の部屋にこもろうと思った時、ピロピロピン!メールの着信音。
増宮麻美からだった。
「見た? あたしのこと軽蔑してない?
私も青井くんと会うとなんか変な気分になっちゃってとんでもないことをしたみたい。
悪い子だからすぐに消してね。 もし残すようだったらそれもいいけど、その時は残すって言って。
暴走してしまってごめんなさい。 反省してます。
今でもムチャクチャドキドキしてます。 悪い子のあさみより」
メールを読んでからもう一度、例の写真を見てみた。
1枚目はスラリと伸びた生足の斜め横からの写真。
それはそれだけで、ものごっつうエロい!
2枚目はスカートのほぼ正面、少し開かれた足とソファーの接地面、白く輝くものがちょっとだけ写っていた。
パンチラ・・・
パンチラ写真は見たことがあるけど・・・
それはそれで興奮するけど、知った人のパンチラ、まして自分で撮ったパンチラ、めちゃめちゃ興奮しまくった。
とりあえず先に『奥の奥にしまっておきます』と返信はそこそこに、ベッドの下からおかず写真を取り出し即発射!
携帯写真でしても良かったんだろうけど、
増宮のパンチラ写真でオナったら、増宮を汚すような気分になるのでそれは出来なかった。
「どうぞ」
「あのね、名前、呼んで」
ピンと来た、たぶん下の名前で呼べっということに違いない。
先回りして「あさみか?」と言ってみた。
堂々と言ったつもり。
「今日、はじめて言った。 ちゃんと覚えてて、くれてたんだ」
「自分も下の名前でボクを呼ぶとか言うてたやん」
「そうよね、でも、なんとなく恥ずかしくって」
「自分で言っといて、なにゆうてんねん」
「あははっ、そうね。 でも人の彼氏だし、なんとなくやっぱり悪いかなと思って」
「思てないくせに」 ちょっと意地悪言ってみた。
「青井くんも言うようになったわね」
「あはっ、悪かった」
「ううん、悪くない。 ストレートに言ってくれたほうがわかりやすいし」
「そんで、名前の件はそれでおしまい?」
「これ、あたしの携帯。 それに吹きこんで」
「録音かいな」
「そう。 いいでしょ」
「まあ、それくらいやったら」
『あ・さ・み』
「これでええか?」
「んん、ちょっと物足りないわね。 『あさみ、好き』っていうのはどお?」
「あほな、そんなもん言えるか」
「だめ?」
「あかんことないけど、なんか勘違いされるやんか」
「じゃぁ、『あさみ、起きろ!』って言うのは?」
「目覚ましかいな。 それぐらいやったらええけど」
『あさみ、起きろ』
「これでええか?」
「短すぎ! 3回言ってみて」
『あさみ、起きろ。 あさみ、起きろ。 あさみ、起きろ』
「ありがとう。 誰にも聞かさないようにするから」
「当たり前やろ」
「私のあげた写真も誰にも見せないでね」
「そんなもん、当たり前やろ。 足のアップなんか誰にも見せられるわけないやん」
「そうね、でもそんな写真撮らせたからといって軽蔑しないでね」
「そんなもん、するはずないやろ」
「うん、じゃ、帰る」
「ほな、またな」
電車で別れると早速携帯を取り出し、先ほど撮った写真を見たくなった。
見たトタン! すぐ、携帯を閉じた。
やばっ!
ドキドキした。
電車の中で周りをみると近くには誰もいない。
もう一回、見た。
すぐ、待ち受け画面から消して天を見上げた。
どういうつもりだ?
頭の中がぐるぐる回って、途中どうやって家にたどり着いたかよく覚えていない。
家では晩飯をそこそこに早く自分の部屋にこもろうと思った時、ピロピロピン!メールの着信音。
増宮麻美からだった。
「見た? あたしのこと軽蔑してない?
私も青井くんと会うとなんか変な気分になっちゃってとんでもないことをしたみたい。
悪い子だからすぐに消してね。 もし残すようだったらそれもいいけど、その時は残すって言って。
暴走してしまってごめんなさい。 反省してます。
今でもムチャクチャドキドキしてます。 悪い子のあさみより」
メールを読んでからもう一度、例の写真を見てみた。
1枚目はスラリと伸びた生足の斜め横からの写真。
それはそれだけで、ものごっつうエロい!
2枚目はスカートのほぼ正面、少し開かれた足とソファーの接地面、白く輝くものがちょっとだけ写っていた。
パンチラ・・・
パンチラ写真は見たことがあるけど・・・
それはそれで興奮するけど、知った人のパンチラ、まして自分で撮ったパンチラ、めちゃめちゃ興奮しまくった。
とりあえず先に『奥の奥にしまっておきます』と返信はそこそこに、ベッドの下からおかず写真を取り出し即発射!
携帯写真でしても良かったんだろうけど、
増宮のパンチラ写真でオナったら、増宮を汚すような気分になるのでそれは出来なかった。