2012-08-16(Thu)
露天風呂 9話
中にはアップにした髪の毛にうなじがとっても綺麗だと言ってくれました。
「よっ! この中年殺し!」
「あはっ、じゃぁ刺しちゃいますよ」
「かおり君、突いて突いて、もっと突いて」
「あははっ」 宴も盛り上がってきました。
それからは酌するよりもお酌される方がダントツに多く、コップ3分の1程度減ったぐらいで直ぐに注がれます。
もう飲めませんと言っても言う事を聞いてくれず、ドンドン飲まされたので酔っ払っちゃってきました。
「ヒック!」
「おいおい、ダイジョブか?」
「ええ、全然、平気です。 もうお腹いっぱいになっちゃいました」
「眠くなったらさっきの部屋で休んでくれていいから、遠慮なしに言ってくれ」
「ありがとうございます。 でもまだ大丈夫です」
「どうだ、かおり君、ワインばっかり飲んでないで日本酒はどうだ」
「嫌いじゃないですけど、飲んだらソッコーひっくり返っちゃいます」
「まま、今夜はいいじゃないか。 ひっくり返ったら直ぐそこで寝ればいい」
「じゃぁ、せっかくだし、お猪口、一杯だけ」
杯を貰うとナミナミ注がれました。
そぉ~っと口元へ持って行き一気に飲み干してしまいました。
きっと酔ってたんでしょうね。
「おお、いけるじゃない。 ならもう一杯」
「もぉ~、あと一杯だけですよ」
それも飲み干しました。
「美味しい、このお酒」
「そうだろう、そうだろう。 ここの地酒は有名で淡麗で辛口、ホントに美味いんだから」
「そうなんですか、じゃぁ、あともう一杯だけ」
「おいおいダイジョブか」 世話役の滝口さんが心配してくれました。
「もう大丈夫ですって。 ねぇ、常務さん」
「嬉しいねぇ。 ささ、グイッといって」
「ありがとうございます」
「本当にかおり君はいい。 綺麗でぺッピンさんで器量も良しと来たもんには言う事がないわ」
「そんな事、言われた事ないですぅ~」
「あははっ」
「でもなんだな。 最初にかおり君を見た時、寝湯で横たわっている姿を見て、
ああー、一生に一度だけでもいいからにょたいもりを食べてみたいと思ったよ」
その、常務の、たった一言、が、座をシーンとさせました。
「よっ! この中年殺し!」
「あはっ、じゃぁ刺しちゃいますよ」
「かおり君、突いて突いて、もっと突いて」
「あははっ」 宴も盛り上がってきました。
それからは酌するよりもお酌される方がダントツに多く、コップ3分の1程度減ったぐらいで直ぐに注がれます。
もう飲めませんと言っても言う事を聞いてくれず、ドンドン飲まされたので酔っ払っちゃってきました。
「ヒック!」
「おいおい、ダイジョブか?」
「ええ、全然、平気です。 もうお腹いっぱいになっちゃいました」
「眠くなったらさっきの部屋で休んでくれていいから、遠慮なしに言ってくれ」
「ありがとうございます。 でもまだ大丈夫です」
「どうだ、かおり君、ワインばっかり飲んでないで日本酒はどうだ」
「嫌いじゃないですけど、飲んだらソッコーひっくり返っちゃいます」
「まま、今夜はいいじゃないか。 ひっくり返ったら直ぐそこで寝ればいい」
「じゃぁ、せっかくだし、お猪口、一杯だけ」
杯を貰うとナミナミ注がれました。
そぉ~っと口元へ持って行き一気に飲み干してしまいました。
きっと酔ってたんでしょうね。
「おお、いけるじゃない。 ならもう一杯」
「もぉ~、あと一杯だけですよ」
それも飲み干しました。
「美味しい、このお酒」
「そうだろう、そうだろう。 ここの地酒は有名で淡麗で辛口、ホントに美味いんだから」
「そうなんですか、じゃぁ、あともう一杯だけ」
「おいおいダイジョブか」 世話役の滝口さんが心配してくれました。
「もう大丈夫ですって。 ねぇ、常務さん」
「嬉しいねぇ。 ささ、グイッといって」
「ありがとうございます」
「本当にかおり君はいい。 綺麗でぺッピンさんで器量も良しと来たもんには言う事がないわ」
「そんな事、言われた事ないですぅ~」
「あははっ」
「でもなんだな。 最初にかおり君を見た時、寝湯で横たわっている姿を見て、
ああー、一生に一度だけでもいいからにょたいもりを食べてみたいと思ったよ」
その、常務の、たった一言、が、座をシーンとさせました。