2012-11-05(Mon)
下田の海 16話
「君たち、いろいろ、知ってんだ」
おっぱい観たいっていっても、最後には触りたいって言ってくるくらいは最初からわかっていました。
年頃の男の子だったら当然ですよね。
あたしも悪女だからおっぱいプリプリさせて、
触っちゃダメっていうのはワンちゃんがご飯お預けくらっているみたいなもんだから無理だと思ってた。
男の子って絶対おっぱい、触りたいですよね。
でもそれは指先でプニプニしたり、乳首をツンツンしたりそのくらいだと思ってた。
まっ! 調子に乗っておっぱいモミモミぐらいは許してあげようと考えてたんですが、
彼らはそれ以上のことをしてきたんです。
おっぱいチュウチュウ吸われて、乳首を甘噛みされたら女の体は変化して心が揺らぎます。
「えへっ、本に書いてあったから」
「そんな本、読んでんだ」
後から考えると当たり前ですよね。
高校ぐらいの年頃、誰もがあれに興味があってそんな本を読みあさりますよね。
正直、ちょっぴりanan読んだかな?
「ほんとにエッチね。 私も危なかった」
「エッ? 危ないって? 危ないってどういうこと?」
「あはは、私もわからないって」意味不明の返事・・・
自分で墓穴を掘るような言葉だったことを恥ずかしくなり、赤面してしまいました。
「たかし! 帰ってたの」
遠くの部屋から声が聞こえてきました。
私はどうしていいかわからず、そわそわしてしまいましたが、
部屋を勝手に出るわけもいかず和樹君とおとなしく待っていることにしました。
「ちょっと、お客さんを連れてきてピアノの話をしてたんだ」
「ピアノ? おまえが?」
廊下の足音が近づいてくると扉が開き、お母さんと思える人が入ってきました。
「あっ、すみません、おじゃましてます」
「あら、タカシの友達だと思ったら女の人なの。 めずらしいわね。 どうもこんにちは」
「あっ、こんにちは、おじゃましています」
「タカシ、お父ちゃんがね、今日は大漁だから早く帰ってくるって。 組合に連絡が入ったから晩御飯にするわ」
「えっ、じゃぁ裕美は?」
「ああ、敬ちゃんちのお母さんが迎えに行くからついでに拾って帰るって」
「あっ、そう」
「あの~、すみません、そろそろおいとまします」
「あら、良かったら夕食、一緒に食べてくれない」
「いえ、そんなの、ご迷惑です」
「迷惑なんてありゃせんよ。 せっかく父ちゃんが大漁でいい魚、持って帰ってくるからぜひ食べていって。
家、遠いの?」
貴志君が私は旅行者で氷をご馳走になって、
和樹君の店を紹介したらピアノの話になって聴きたいっていうから家に連れてきたと、かいつまんで説明しました。
「あら、そう。 で、今日は泊まるところは予約してあるの?」
「あっ、いえ。 一人身だし勝手気ままにしようと思っていましたので、どこも予約してないんです」
「あらそう。 なら泊まっていけば」
「えっ! そ、そんな、それこそあつかましいです」
「遠慮せんでええよ。 うち、広いから寝る部屋はいくらでもあるし布団もいっぱいあるから。
そうすればお金もかからないし」
「いえ、本当にご迷惑ですから」
「いやね、実は本当のことを言うと大漁の日は父ちゃん、船を手伝ってくる人を連れて帰ってくるんで酒盛りなわけ。
そんなもんで20人分くらいのご飯作んなきゃいけないから、ちょっと手伝ってほしいんだ。
裕美もいないことだし」
「あっ、裕美って妹のことね」貴志君がフォローしてくれます。
「お手伝いはいいんですが、ご迷惑じゃないですか?」
「迷惑なんてありゃせんよ。 反対に助かるんだよ。 人が多いほうが楽しいし。
ほれ! タカシ、女の人だから離れの部屋がいいんじゃないか。
母ちゃん、ちょっと市場に行って買いもんしてくっから、その間に掃除と布団運込んどいてけれ」
「いいんですか? ほんとうに」
「かまわしないって、なっ、その分、手伝って。
そんでから和樹君も飯食っていけ。
たまにはうちの家で飯食うのもいいじゃろ。
家には電話しておいてやっから、なんなら父ちゃん母ちゃんも呼ぶか?」
豪快なお母さんでした。
あっけにとられているとお母さんはせかせかと買い物に出かけていきました。
おっぱい観たいっていっても、最後には触りたいって言ってくるくらいは最初からわかっていました。
年頃の男の子だったら当然ですよね。
あたしも悪女だからおっぱいプリプリさせて、
触っちゃダメっていうのはワンちゃんがご飯お預けくらっているみたいなもんだから無理だと思ってた。
男の子って絶対おっぱい、触りたいですよね。
でもそれは指先でプニプニしたり、乳首をツンツンしたりそのくらいだと思ってた。
まっ! 調子に乗っておっぱいモミモミぐらいは許してあげようと考えてたんですが、
彼らはそれ以上のことをしてきたんです。
おっぱいチュウチュウ吸われて、乳首を甘噛みされたら女の体は変化して心が揺らぎます。
「えへっ、本に書いてあったから」
「そんな本、読んでんだ」
後から考えると当たり前ですよね。
高校ぐらいの年頃、誰もがあれに興味があってそんな本を読みあさりますよね。
正直、ちょっぴりanan読んだかな?
「ほんとにエッチね。 私も危なかった」
「エッ? 危ないって? 危ないってどういうこと?」
「あはは、私もわからないって」意味不明の返事・・・
自分で墓穴を掘るような言葉だったことを恥ずかしくなり、赤面してしまいました。
「たかし! 帰ってたの」
遠くの部屋から声が聞こえてきました。
私はどうしていいかわからず、そわそわしてしまいましたが、
部屋を勝手に出るわけもいかず和樹君とおとなしく待っていることにしました。
「ちょっと、お客さんを連れてきてピアノの話をしてたんだ」
「ピアノ? おまえが?」
廊下の足音が近づいてくると扉が開き、お母さんと思える人が入ってきました。
「あっ、すみません、おじゃましてます」
「あら、タカシの友達だと思ったら女の人なの。 めずらしいわね。 どうもこんにちは」
「あっ、こんにちは、おじゃましています」
「タカシ、お父ちゃんがね、今日は大漁だから早く帰ってくるって。 組合に連絡が入ったから晩御飯にするわ」
「えっ、じゃぁ裕美は?」
「ああ、敬ちゃんちのお母さんが迎えに行くからついでに拾って帰るって」
「あっ、そう」
「あの~、すみません、そろそろおいとまします」
「あら、良かったら夕食、一緒に食べてくれない」
「いえ、そんなの、ご迷惑です」
「迷惑なんてありゃせんよ。 せっかく父ちゃんが大漁でいい魚、持って帰ってくるからぜひ食べていって。
家、遠いの?」
貴志君が私は旅行者で氷をご馳走になって、
和樹君の店を紹介したらピアノの話になって聴きたいっていうから家に連れてきたと、かいつまんで説明しました。
「あら、そう。 で、今日は泊まるところは予約してあるの?」
「あっ、いえ。 一人身だし勝手気ままにしようと思っていましたので、どこも予約してないんです」
「あらそう。 なら泊まっていけば」
「えっ! そ、そんな、それこそあつかましいです」
「遠慮せんでええよ。 うち、広いから寝る部屋はいくらでもあるし布団もいっぱいあるから。
そうすればお金もかからないし」
「いえ、本当にご迷惑ですから」
「いやね、実は本当のことを言うと大漁の日は父ちゃん、船を手伝ってくる人を連れて帰ってくるんで酒盛りなわけ。
そんなもんで20人分くらいのご飯作んなきゃいけないから、ちょっと手伝ってほしいんだ。
裕美もいないことだし」
「あっ、裕美って妹のことね」貴志君がフォローしてくれます。
「お手伝いはいいんですが、ご迷惑じゃないですか?」
「迷惑なんてありゃせんよ。 反対に助かるんだよ。 人が多いほうが楽しいし。
ほれ! タカシ、女の人だから離れの部屋がいいんじゃないか。
母ちゃん、ちょっと市場に行って買いもんしてくっから、その間に掃除と布団運込んどいてけれ」
「いいんですか? ほんとうに」
「かまわしないって、なっ、その分、手伝って。
そんでから和樹君も飯食っていけ。
たまにはうちの家で飯食うのもいいじゃろ。
家には電話しておいてやっから、なんなら父ちゃん母ちゃんも呼ぶか?」
豪快なお母さんでした。
あっけにとられているとお母さんはせかせかと買い物に出かけていきました。